途中、サンダーバーズが三沢に向けて帰投するというので慌てて広報館を飛び出したりもしましたが、あとはおおむねのんびりまったりと広報館見学ができました。
F-1支援戦闘機の展示では、担当の案内係が築城基地に勤務しておられたという元航空自衛官の方で、私がたまたま“Tsuiki-Air Base”と刺繍された帽子を被っていたのがきっかけでいろいろと親切にお話をしてくださいました。


三沢基地へ向け帰投していくサンダーバーズのF-16C。結局、実際に飛んでいるのを見たのはこの時だけとなりました。


エアパークの展示資料館1階にあるXF-2のモックアップ(実物大の木型模型)。本物と見間違えるほどよくできてます。


対空機関砲VADS IIの開発のために試改修用に2台だけ製作された機関砲。解説パネルではVADS IIは赤外線画像追尾装置を備えている、と書かれてましたが、そんなもん付いてたっけ・・・?


ラインメタル対空20mm2連砲。1970年代にドイツから数台だけ導入し、
千歳基地で運用試験を実施したものだそうです。


エアパーク展示格納庫。用廃となった様々な機体が展示されており、見応えたっぷりです。


MU-2S救難捜索機。浜松救難隊で用廃となった機体。#13-3209。


天井から吊るして展示されてました、零戦52型。


T-1ジェット練習機開発にあたり、データ取り用に1機だけ購入されたと
いう超レアな機体、デハビラント社・DH115バンパイア
T・Mk55。#63-5571。


T-34A初等練習機。#51-0382。


航空自衛隊草創期のパイロット教育に活躍した、T-6練習機。
#52-0010。


これまたレアな機体、T-28Bトロージャン中間練習機。新三菱重工が1機だけ購入して空自に売り込みをかけたものの、空自が中間練習機をジェット機にすると決定してしまったため、装備品の実験やT-1開発のためのデータ取りに使用されました。その後カメラを積んで501SQにて偵察機として使用されましたが、昭和38年に宇都宮基地でハードランディングして飛行不能になり、そのまま用途廃止となってしまったものです。その後は教材として使用されていたようです。練習機としては異様にデカイです。#63-0581。


B-65連絡機。カラーリングが海上自衛隊のB-65にそっくりですが、どうやら海上自衛隊に練習機として移管されていた機体を航空自衛隊に再移管したという経歴があるらしいです。#03-3094。


現在のT-4になる前にブルーインパルスが使っていた T-2高等練習機。
#59-5111。


“ハチロクブルー”の愛称で知られる、F-86Fセイバー戦闘機の初代ブルーインパルス。#02-7960。


F-86Fのコクピット。現代戦闘機のグラスコクピットとはかけ離れたアナログな世界。しかも狭い!

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