陸上自衛隊 富士学校・富士駐屯地開設51周年記念行事


富士学校に行ってきました!


高知新港で護衛艦「さわかぜ」の体験航海を楽しんだ翌日、7月17日・日曜日。この日、静岡県は小山町に所在する陸上自衛隊富士駐屯地にて記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。寄る年波のせいか高知から静岡への連戦は正直身体に堪えますが、そこはマニアの道、軋む身体を引きずって行ってまいりましたよ。前夜の21:26高松発寝台特急「サンライズ瀬戸」にて移動し、沼津を経由して御殿場駅へ到着したのが06:34。そこで昨年もお世話になったライデンリーダーさんにありがたくも車で迎えに来ていただき、一緒に富士駐屯地へ向かいました。今日は降水確率30〜40%ということで、なにやら空もどんよりと曇っております。う〜ん、7月に入ってからなんだかお天気に恵まれないですねェ。


観閲行進のリハーサルを行なう戦車教導隊/第5中隊の90式戦車。
08:30頃、駐車場でシャトルバスに乗り換え駐屯地内へ。早速会場となっている総合訓練場へ徒歩で向かいます。昨年は会場に階段状のスタンドが設えてあり我々一般見学者も端とは言えそこから見学ができたのですが、今年はそのようなものはなく、一般見学者は背後の土手の上から見るように、と誘導されました。「土手の上からがよく見えます!」と案内の隊員さんがおっしゃってましたが、実際には会場からかなり遠く、しかも眼下の招待者席用の天幕が邪魔になって、整列する隊員や観閲行進する車輌はまともに見える状態ではありませんでした。(T_T) せめてこの天幕がなければ見晴しは最高なんですけどね・・・。まぁ、それは駐屯地側の意向もあるでしょうから、我々一般人がとやかく言える事ではありませんね。


式典前に海上の整地を行なう教育支援施設隊(滝ヶ原)のグレードローラ。


観閲行進に備えて白線を引き直す隊員さん。


整列する戦車教導隊/第2中隊と第5中隊の90式戦車。
見学場所を確保した後、同道した岡山県人さんに留守番を頼み、私は厚生センターでの買物と用途廃止車輌を見学。10:00近くになって会場へ戻り、式典・観閲行進、訓練展示などを見学しました。式典が始まる頃には私達のいる土手の上や眼下の斜面にも見学客がひしめくようになりましたが、あとから聞いた話ではこの斜面を転がり落ちたオバサンとか、どーやっても無理だろうにこの斜面に脚立を立てようとしたマニアとか、さらには見学場所を巡っての喧嘩などもあったようです。うーん、殺伐としてますなぁ。


こちらも整列する戦車教導隊/第1、第3、第4中隊の74式戦車。


展示されていた戦闘糧食I型。いわゆる「缶メシ」というやつです。


こちらはレトルトタイプの戦闘糧食II型。


牽引式拡張式コンテナセット。被災地において主として
救護所として使用されます。


コンテナセットの内部。奥には簡易式のトイレ等があります。


会場に戻る途中で見つけた警務隊のオート。いつも見るのはホンダの
VFR400なのですが、これは初見のホンダCB400SFです。


入場行進する富士学校音楽隊。


式典前、整列している普通科教導連隊/本部管理中隊。


目の前には招待者席用の天幕が。これさえなければ
最高のロケーションなのですが・・・。


こんな風に手前の隊員は天幕に隠れてしまいます・・・。


たぶん栄誉礼をしているところですが、式典の内容は
よくわかりませんでした・・・。


富士学校長による巡閲。


観閲行進へ向けて各車両に散る隊員。

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