陸上自衛隊 三軒屋駐屯地創立54周年記念行事



三軒屋駐屯地祭に行ってきました!

11月15日(日)、岡山県岡山市に所在する陸上自衛隊三軒屋駐屯地において、創立54周年記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。ホントに毎年書いている事ですが、三軒屋駐屯地は岡山市在住の私にとってはまさに地元の駐屯地です。自宅からは車で20分ほどの距離であるため、明るくなってから起床し、08:00頃自宅を出発しても充分間に合うという好条件。天気予報では晴れ時々曇り、という事で上々のイベント日和になりそうでしたが、最高気温が14度、しかも風速が7〜9mと、かなり寒くなる事が予想されましたので、少々厚着をして自宅を出発しました。
08:20頃駐屯地へ到着してみると、例年のごとくまだ人影もまばらな状態。普通の駐屯地祭ならばこの時間には大勢の人が詰めかけているのが常ですが、ここでは見た限り、集まっているのはマニアばかりという状況です。(^^; それでもここ何年か、だんだんと訪れる人の数が増えているような気もします。三軒屋駐屯地祭も少しずつ認知度が上がっているのかもしれませんね。
さて待つ事しばし、08:50頃に開門。式典開始は10:30ということで、見学場所を確保した後しばらく付近の散策に。第104施設直接支援大隊/第2直接支援隊の整備工場の裏手には「トイレカー」である野外支援車があり、実際に仮設トイレとして機能していました。マニアならばぜひ一度この装備で用を足しておかねば!ということで(^^; 使わせていただきましたが、小用便器の方は割と外から丸見えなので、ちょっと恥ずかしい感じもしました。


08:25頃の駐屯地正門の様子。他の駐屯地祭ならこの時間には開門待ちのお客さんで殺伐としているところですが…。三軒屋はご覧の通りのまったりムードです。


09:10頃、観閲台を設置中の技官さん達。


整備工場の裏へ行ってみると、第13後方支援隊の野外支援車が仮設トイレになっていました。せっかくなので使わせてもらいました。(^^;


10:20頃参列部隊が入場し、部隊紹介と感謝状受章者紹介がありました。続いて10:29に参列部隊指揮官が入場し、10:33に執行官が臨場して、三軒屋駐屯地創立54周年記念行事が開始。執行者は三軒屋弾薬支処長兼ねて三軒屋駐屯地司令・竹味 伸昌二等陸佐、参列部隊指揮官は三軒屋弾薬支処総務課長・山田二等陸佐、参列部隊は向かって左から所在部隊最先任上級曹長(2名)、三軒屋弾薬支処、第305施設隊、第104施設直接支援大隊/第2直接支援隊、第312基地通信中隊/三軒屋派遣隊の並びです。今回は音楽隊の参加がなかったためか、参列部隊もずいぶん少なく感じました。式典は国旗入場/敬礼、執行官式辞、来賓祝辞、来賓紹介、祝電披露、国旗退場、執行者に敬礼、参列部隊指揮官退場、部隊退場と進行。三軒屋駐屯地は記念行事も小規模で駐屯地としてもこじんまりとしているにも関わらず、来賓には江田五月参議院議長や逢沢一郎元外務副大臣など、大物政治家が訪れるのも特徴的ですね。
参列部隊が退場した後、会場では宇治駐屯地から遠征してきた「宇治鳳凰太鼓」が披露され、勇壮な和太鼓の響きで観客を魅了していました。


10:15頃、参列部隊が整備工場前に整列しました。


10:20、スピーカーから流れる行進曲「大空」で参列部隊が入場行進してきました。


整列する参列部隊。今回は音楽隊の参加がないためか、妙に少なく感じます。


部隊整頓。「右へならえ」で間隔をとる参列部隊。


10:29、参列部隊指揮官、三軒屋弾薬支処総務課長・山田二等陸佐が入場。


執行者臨場。執行者の竹味二佐が業務車3号で入場されました。


来賓に敬礼する竹味二佐。


執行者に敬礼。各部隊指揮官のみ挙手の敬礼をします。


答礼する執行者、三軒屋弾薬支処長兼ねて三軒屋駐屯地司令、竹味 伸昌二等陸佐。


国旗入場。三軒屋は1/2tトラック等での乗車入場ではなく、旗手と旗衛隊員が徒歩で入場してきます。このあと、国旗に対して敬礼が行なわれました。


執行者式辞。
「式辞。本日ここに、江田五月参議院議長をはじめ多数の来賓のご臨席、ならびに地域の皆様方、隊員家族のご来場を賜り、三軒屋駐屯地創立54周年記念式典をかくも盛大に挙行できます事は、我々駐屯地隊員にとってまことに喜ばしく、かつ光栄とするところであります。顧みますと、当駐屯地は昭和30年、弾薬支処および業務諸隊をもって開庁以来、施設科部隊の移駐と幾度かの改変を経て無事54周年を迎える事ができました。これもひとえに皆様方の自衛隊に対するご理解と、当駐屯地への絶大なるご支援ご協力の賜物と厚く御礼申しあげます。さて、最近の国際情勢を見てみますと、世界規模の武力紛争が起きる可能性こそ低くなっていますが、地域紛争や国際テロ、大量破壊兵器の拡散等世界の平和と安全、そして繁栄にとっての深刻な脅威は依然として存在しております。我が国周辺におきましても核実験やミサイル発射の問題、軍事力のさらなる近代化、海洋活動の活発化等不透明不確実な状況が続いています。このような情勢の中、自衛隊はゴラン高原、ネパール、スーダン、そしてインド洋ソマリア沖における国際平和協力活動等により国際社会の平和と安定の一翼を担っております。また国内におきましても万一の防衛出動への備え、大規模自然災害等への備え等、迅速かつ効果的に任務遂行できるよう日夜訓練に励み、いざというとき国民の皆様に安心していただける信頼感と実行力の伴う組織たるべく努力しているところであります。当駐屯地におきましても、今年8月台風9号豪雨による岡山県美作市等への災害派遣では、施設隊が給水支援を実施した他、9月末の方面隊東南海・南海地震対処訓練をはじめとして駐屯地各部隊それぞれの任務を確実に遂行できるようあらゆる機会を活用して心と技を磨き、身体を鍛える事はもちろん、部内外の関係機関との連携を密にし、命令一下即応できるよう修練しております。隊員諸君、駐屯地創立54周年という記念すべき日にあたり、ひとりひとり自衛隊員である事の誇りと責務を改めて自覚し、一致団結、さらなる高みを目指そうではないか。そして明るく、逞しく、爽やかな笑顔をうかべ、地域の皆様からより一層信頼され愛される駐屯地の歴史を刻んでいこう。最後になりましたが、皆様方のご健勝を祈念いたしますとともに、ご臨席ご来場を賜りました事に深く感謝申しあげ、今後も三軒屋駐屯地に対します変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願いを申しあげ、式辞といたします。平成21年11月15日、陸上自衛隊三軒屋駐屯地司令、二等陸佐 竹味伸昌」


続いて来賓祝辞です。最初は参議院議長の江田五月氏。さすがに議長ともなると数名のSPがついており、観閲台の周りを囲んで周囲に目を光らせていました。
「おはようございます。参議院の議長を務めております、江田五月です。今日は陸上自衛隊三軒屋駐屯地54周年の創立の記念の式典、こうして晩秋のキリッと引き締まった秋の日に盛大に開かれております。本当におめでとうございます。心からお祝いを申しあげます。三軒屋駐屯地は日頃から、地域の皆さんと本当にこう密接な関係を作りながらここにしっかりと根をはってこられました。皆さんのご努力、本当にありがとうございます。私は議長という立場ですからあまり政権がどうという事を言うべきではないかもしれませんが、これはもう事実でございます。この秋、政権が変わりました。私も昔から仲良く、同志的関係を結んできた民主党を中心とする皆さんが政権をとった。政権が代わって日本の国がどれほど大きく揺れるのか、こういう心配をする向きがあったかもしれません。しかしそうじゃありません。つい先日も、私も日本原の駐屯地の創立記念の式典にも行ってまいりまして、あそこでもまた地域の皆さんとしっかりと融合している事を目の当たりにしました。そのあと自衛隊記念日の祝賀の集まりにも出向いて、北澤防衛大臣に祝意を表してまいりました。今、政権が代わる事によって皆さんを支える国民的基盤はグッと広がったという事だと思っております。つい先日は天皇陛下御在位20年の記念式典がございました。私も参議院を代表して、国民を代表してお祝いを申しあげましたが、なんとまあ、気が付くと内閣総理大臣も衆議院の議長も、これは政権交代ではありませんが竹崎最高裁長官も、みな私の後の任命で、私が最古参という事になりましたが、そのような形で日本国の結束が政権交代によってますます大きく、強くなってきているという事に、皆さん確信を持っていただきたいと思います。自衛隊の皆さんの活動舞台はこれからもいろいろ広がっていき、皆さんに対する期待も大きくなってまいります。国内はもとより国際的にもいろいろな活動をしていただかなければなりません。特にこの三軒屋は私が関わった東ティモールに皆さん行って、大変喜ばれ、大変素晴らしい活動をしてきている事を私も目の当たりにしてまいりました。これからも三軒屋駐屯地、おおいにひとつ地域の皆さんと一緒になって活動をしてください。日本をしっかり護ってください。世界の平和を作ってください。よろしくお願いいたします。今日は本当におめでとうございました。終わります!」


続いて民主党の衆議院議員、高井たかし氏。
「皆さん、おはようございます。衆議院議員の高井たかしでございます。本日は三軒屋駐屯地の54周年の創立記念日の開催、まことにおめでとうございます。そして皆様の日頃からのご活躍に心から敬意を表します。政権交代となり、鳩山新政権が誕生いたしましたけれども、自衛隊の皆さんのこれまでの活動、そしてこれからの活動、我が国の安全を護っていただくその役割にいささかも変わるところはございません。そしてまた地域のために災害の救助等、先日の美作市の水害においても本当に皆様にはご活躍をいただき、美作市の住民の皆さんからも、本当に感謝の言葉を、私もたくさんお聞きをいたしております。どうぞ皆さん、これからも我が国の安全を護るためにしっかりご活躍をいただき、そしてまた我々政治に携わる者も皆様をご支援申しあげていく事をお誓いをいたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。本日はまことにおめでとうございます。」


続いて自民党の衆議院議員、逢沢一郎氏。江田氏が参議院議長に就任されるまでは祝辞のトップバッターはこの人だったのですが、今年はついに三番手に…。下野するというのはこういった微妙な所にも影響しますね。
「ご紹介をいただきました、衆議院議員逢沢一郎でございます。一言お祝いのご挨拶を申し上げさせていただきます。本日は三軒屋駐屯地創立54周年、本当におめでとうございます。晴天に恵まれました。たくさんのお客様もこうしてご出席をいただきました。何よりも精鋭隊員の皆様が勢揃いをなさいました。立派な、そして素晴らしい凛とした54周年記念式典、心からお祝いを申しあげます。平素から日本の安全の確保、また世界の安全や平和のために自衛官の皆様、本当に素晴らしい活躍をしていただいている、緊張感を持って日々の訓練にも励んでいただいている、その事に心から感謝と敬意を申しあげます。54周年を契機にますます自衛官としての誇りをお持ちいただき、国民の皆さんも広く自衛隊を信頼し、そして頼りにしている、その事をしっかりと受け止めていただき、ますます職務任務に精励をいただきたい、立派な三軒屋駐屯地を更に発展をさせていただきたい、心からお願いを申しあげます。冒頭、司令からもご挨拶がございました。広く世界に目を向ける時に、まだまだ世界には色んな心配があります。アフガニスタンの厳しい現状、そしてイランの核開発が本当にどうなるのか、中東の和平もまだまだ険しい道のりと申し上げざるを得ません。アフリカにも厳しい不安定を抱えた地域がたくさんある事からも目を離せないわけであります。そういった世界の状況をしっかりと受け止めながら、まず自衛隊の皆さんを中心に我が国の平和と安全をしっかりと確保する、そして国際の世界の平和や安定や復興、それにも積極的に寄与貢献をする我が国でありたい、その事を改めて申し上げさせていただきたいと思います。しかしそういった状況を認識する中で、私達が一番心配をしている事は、これからの日本外交の基軸である日米関係がどうなるのか、その日米関係の基軸はやはり日米安全保障条約である事は論を待たないわけでありますけれども、新政権のもといくつかの心配が浮かび上がってきているのも現実の事であります。先般のオバマ大統領来日の時には、日米双方の立場の事もあってあの普天間基地移設の事は大きな意趣にならなかった、問題の先送りということでありましたけれども、私達はこの問題に注目せざるを得ないわけであります。総理の発言、外務大臣の発言、そして防衛大臣の発言がそれぞれ距離がある発言が繰り返されている、世界がどういう目を日本に向けているか、その事にもしっかりと私達は向き合っていかなくてはなりません。これは私逢沢一郎の私見でありますけれども、新政権は速やかにあの辺野古沖への移設を政治決断すべきだ、その事を改めて今日この場所ではっきりと申し上げさせていただきたい、そのように思います。政府内の足元の乱れを北朝鮮が注目をしている、日米関係がギクシャクする事を、ある意味で一番望んでいるのは中国であり北朝鮮であるかもしれない。そういった認識を厳しく私達は持たなくてはならないわけであります。現実と向き合っていただく、そして政治決断ができる鳩山政権である事を、重ねて心から期待をいたしたい。そして私達もそれを広い意味で応援をしていく、そういう立場である事も改めて申しあげておきたいという風に思います。いささかお時間をいただきました。重ねて今日は素晴らしい式典にご案内をいただきました事を心から感謝を申しあげます。三軒屋駐屯地のますますのご発展、心から祈念をいたしまして、逢沢一郎のご挨拶といたします。おめでとうございます。ありがとうございました。」
鳩山政権に対して、かなりキツめな祝辞でした。(^^;


続いて自民党の衆議院議員、加藤 勝信氏。
「皆さんおはようございます。ご紹介をいただきました、衆議院議員をさせていただいております、加藤勝信でございます。54周年、昭和30年の4月15日に当駐屯地がスタートしたという事で、ちょうど私もそれから半年後に生を受けたという事であります。この54年間、まさに日本の社会、国際情勢、大きく変化しております。また皆さんの自衛隊を見つめる国民の目もずいぶん変わってきたんではないかという風に思います。しかしそういう中にも関わらずこの国を、そして国民を護る、この基本をしっかりと守っていただいて、日々訓練に、また期待される活動をしっかりと展開をしてきていただいた、それが自衛隊の歴史であり、そして駐屯地の54年ではないかと思います。今日ではまさに岡山市の一部という形に溶け込んでいただいて、色んな行事等においても多くの市民や県民の方がこちらの方にお邪魔をする、本当に一体感ができているなと、こういう思いがするわけであります。どうかこの歴史ある伝統、これからもしっかりと引き継いでいただきたいという風に思います。また先程政権交代のお話がございました。先般インド洋の給油に、また艦船が変更してそれぞれ出発をした場所には、残念ながら大臣の姿もなかった、こういう新聞記事もございました。また政権が代わったからといって、自衛隊に対するそうした期待というものは私は変わっていない、この事を信じたいわけでありますけれども、これからそうした国民の、私どものまた期待に大いに応えていただける、こういう活動をこの54年を契機にさらに展開していただきます事を心からお願いを申しあげまして、お祝いとさせていただきたいと思います。おめでとうございます。」


続いて公明党の参議院議員、谷合 正明氏。
「ただいまご紹介をいただきました、参議院議員の谷合正明です。本日は創立54周年の記念式典、心からお祝いを申しあげます。今日の自衛隊にたくさんの評価する声が高まっていると、私自身そう実感をしておりますけども、それはひとえに隊員おひとりおひとりの日頃の訓練の賜物であり、またそうした仕事のひとつひとつの積み重ねであると確信をしております。そして隊員と共にそれを支えるご家族の皆様、地域の皆様、そして関係者の皆様の、私はご貢献であるという風に確信しております。大きな仕事も、それができるかどうかは準備をしっかりやっているかどうか、私はその準備という一点につきるのではないかと思っております。その意味で、私は自衛隊の皆様からその準備という事については数多く学ばせていただいております。一ヵ月程前に太平洋の島国でありますインドネシアのスマトラ沖で大地震が起きました。この際に1000人の方が亡くなる地震でありますが、まっ先に現地に行き救援活動、医療活動を展開したのが日本の自衛隊であります。私はちょうど一ヵ月前に現地を訪れ、日本の自衛隊のチームと一日、その仕事の状況を傍で見ておりました。その自衛隊は群馬県の駐屯地のチームでありましたが、まさに日頃、私達は自衛隊の方は準備をし鍛練をしているからこそこういう仕事もできるんですという事をご報告いただきました。まさに私は国内外でのお仕事、活躍されるその様子という物を目の当たりにしてきておりますけれども、ますますこれからも私は三軒屋駐屯地の皆様、そして全国の自衛隊員の皆様のお力が求められる、そういう時代に入ってきていると思っております。どうかこれからもますますご活躍、ご健勝を心からお祈り申しあげまして、私からの一言、お祝いのご挨拶とさせていただきます。本日は大変におめでとうございました。」
まだ若い議員さん(私より年下です…)ということもあってか、だいぶん緊張されているようでした。


最後に、岡山県知事代理、県危機管理監の森廣 伸之氏。
「皆さんおはようございます。岡山県危機管理監の森廣でございます。本日は三軒屋駐屯地54周年記念、まことにおめでとうございます。本日知事所用のため、代わって出席させていただきました。祝辞を言付かっておりますので代読させていただきます。『祝辞 本日ここに陸上自衛隊三軒屋駐屯地創立54周年記念行事が、関係者多数のご臨席のもと盛大に開催されます事を心からお慶び申しあげます。三軒屋駐屯地は昭和30年に創立されて以来今日に至るまで、様々な出動の要となる補給面における中国四国地方の中核拠点として、国土防衛はもとより災害時の救援活動、さらに近年では国際的な復興支援等の平和協力活動にも重要な役割を果たしてこられました。本県においても自衛隊の皆様にはこれまで台風・高潮災害等に対し、自治体では対応困難な被災者の救出救援活動をはじめ、被災時の応急対策に必要な活動を幾度となく実施していただきました。本年8月には台風第9号による美作市における豪雨災害時において、迅速な災害派遣による給水支援や防疫活動等を実施していただいております。また三軒屋駐屯地の皆様には災害時のみならず、平常時におきましても本県の各種の防災危機管理訓練に積極的にご参加いただく等、災害対策の推進に多大なご支援とご尽力を賜っておりますと共に、地元との各種交流等を通じて地域の活性化にも格別のご貢献をいただいているところであります。本県の安全安心を預かる者といたしましてまことに心強い限りであり、重ねて厚くお礼を申しあげます。三軒屋駐屯地の皆様におかれましては、今後とも本県の防災危機管理行政、国民保護行政の推進に一層のお力添えを賜りますようお願い申しあげます。最後になりましたが、三軒屋駐屯地の今後ますますのご発展と共に、隊員の皆様ならびに本日ご出席の皆様の一層のご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、祝辞とさせていただきます。平成21年11月15日、岡山県知事 石井正弘』代読。終わります。」


祝辞に傾聴する参列部隊。


式典終了に際し、参列部隊に答礼する執行者。


参列部隊指揮官退場。部隊に答礼し、徒歩で退場されました。


参列部隊退場。退場する第305施設隊。


退場する三軒屋弾薬支処。


続いて宇治駐屯地からやってきた関西補給処太鼓部「宇治鳳凰太鼓」による和太鼓演奏です。関西補給処太鼓部は平成8年に宇治駐屯地のクラブ活動として部員21名で発足し、現在は駐屯地の訓練隊として、15名をもって部内での演奏を中心に活動しています。本日は山本二等陸曹以下11名の隊員が参加しています。


最初の曲は「四季打ち」。この曲は日本の春夏秋冬を太鼓によりイメージした曲です。


和太鼓の音はいつ聴いても日本人としての心を揺さぶられますねぇ。

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