災害派遣装備の油圧式コンビツール。右上に写っているのはハンマードリルです。この辺は陸自や空自のと同じですね。


災害派遣装備のエアジャッキ。


今回は特殊車輌の展示もありました。岩国航空基地隊のダンプトラック。最大積載量4,500kgだそうです。


岩国航空基地隊のトラクターショベル。土砂等の積込み、排土、掘削、整地などの土木作業車です。


岩国航空基地隊のトラッククレーン。クレーンの最大吊下重量は2.93tです。


第31整備補給隊の20000リットル燃料給油車。1分に2,270リットル以上の給油が可能です。


特殊車輌展示の傍では化学消防車による放水体験が行なわれていました。車輌は岩国航空基地隊のMB-1改B型と思われます。


こちらは展示装備ではありませんが、帰り際に撮ったいぶん古い型の化学消防車。以前、陸上自衛隊の八尾駐屯地で見かけた救難消防車と同型のようです。


第1格納庫内で行なわれていた装備品展示です。これはチャフ散布装置や標的曳航装置の展示に使用されていた弾薬リフトトラック。お子さま達がクラクションを鳴らしまくっていました…。


チャフ散布装置。U-36AやUP-3Dに搭載してレーダー反射チャフを散布する事で、艦艇に対して電子戦訓練の支援を行ないます。


標的曳航装置RM-30A。UP-3D、U-36Aなどの訓練支援機に搭載して、約5000mの曳航索を介して標的を曳航し、艦砲の対空射撃に使用する装置です。


超低高度曳航標的。左のRM-30Aで曳航して艦艇の射撃訓練に使用するものです。


高速曳航標的(標準型)。RM-30Aで曳航して艦艇の対空射撃訓練に使用します。艦船の砲弾を感知する射撃評価装置が付いています。


高速曳航標的(反射型)。これもRM-30Aで曳航して艦艇の対空射撃訓練に使用します。


Mk-105磁気掃海具。MH-53E掃海・輸送ヘリで曳航する無人高速水上滑走艇で、海中に強力な磁界を発生させる事により海中に撒かれた磁気機雷を誘爆させる装置です。第111航空隊を擁する岩国ならではの展示ですね。


Mk-104音響掃海具。ヘリコプターで曳航するもので、管内のディスクを水流によって回転させて艦船のキャビテーション音に似た音響を発生させ、音響機雷を誘発処分する装置です。


T64-IHI-10E型2軸式ターボプロップエンジンのカットモデル。対潜哨戒機P-2Jに搭載されていたエンジンで、米国ジェネラル・エレクトリック社で開発されたものを、技術提携の石川島播磨重工が製造したものです。このエンジンの派生型として、US-1A救難飛行艇に搭載されているT64-IHI-10J型、MH-53E掃海ヘリに搭載されているT64-GE-416型エンジンがあります。


前掛型落下傘の収納袋。航空機に危機が生じた場合に搭乗員が装着し、航空機から脱出後手動索を引いて開傘させ、人体を救命するための装備です。基準吊下重量は約90kgだそうです。


こちらは背負い型落下傘。前掛型落下傘と同じく航空機に危機が生じた場合に搭乗員が背負って着用し、航空機から脱出後手動索を引いて開傘させ、人体を救命するための装備です。重量は約12kgで傘の直径は8.53m、基準吊下重量は約90kgとのこと。

背負い型落下傘を開傘させた状態での展示です。


救命浮舟Mk-12B。12人用の浮舟で、全長は約4.6mあります。


救命浮舟Mk-4A。4人用の浮舟で全長は約2.78m。


航空機の地上展示の紹介です。航空集団/第31航空群/第71航空隊(岩国)の US-2救難飛行艇。#9903。 US-2としては3機目、量産型の1号機となります。洋上迷彩仕様で機体が濃紺に塗装されています。


航空集団/第31航空群/第91航空隊(岩国)のU-36A訓練支援機。#9204。海自初のジェット機種です。そういえば第91航空隊の厚木への移駐が決まったと聞きましたが…。いままでお馴染みだったU-36AやUP-3Dがなかなかお目にかかれない存在になってしまうのですかねぇ。


航空自衛隊/第8航空団/第6飛行隊(築城)のF-2B支援戦闘機。#53-8130。


航空自衛隊/第8航空団/第304飛行隊(築城)のF-15J要撃戦闘機。#42-8829、MSIP機。


珍しくも陸上自衛隊の車輌も展示されてました。第13旅団/第17普通科連隊/本部管理中隊(山口)の軽装甲機動車。


陸上自衛隊/中部方面航空隊/第5対戦車ヘリコプター隊(明野)のAH-1S対戦車ヘリコプター。#73404。


陸上自衛隊/中部方面航空隊/第5対戦車ヘリコプター隊(明野)のOH-6D偵察・観測ヘリコプター。#31296。


教育航空集団/小月教育航空群/第201教育航空隊(小月)のT-5練習機。#6340。

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