
向かい合った学生同士で小銃を投げて交換します。一人もミスしないのはさすが。 |
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ウェーブと呼ばれる流れるような演技。ドラムの音にのって小銃を身体の前で回転させたりしゃがんだり、美しい動きです。 |
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海上自衛隊のシンボル、錨の形に隊形変換し、祝砲を発射。 |
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演技を終えてもとの隊形に戻る学生。 |
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演技の締めくくりに、1日群司令に対し捧げ銃の栄誉礼。 |
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答礼する1日群司令の倉重 恵理子さん。 |
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退場する航空学生達。 |
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続いて下総航空基地のカラーガード隊「下総マリンブルー」による演技です。 |
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下総基地カラーガード隊は昭和59年の発足以来、全国の自衛隊イベント等で演技を披露しています。本日は17名の隊員が岩国航空基地祭に駆けつけました。 |
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演技曲は呉音楽隊の演奏する「サンダーバード」。 |
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円になったり線になったり、隊形を換えながらフラッグを自在に操ります。 |
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曲の終わりと同時に、決めのポーズで演技終了です。 |
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退場する「下総マリンブルー」。 |
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鮮やかな紺と白の制服、ブルーのフラッグ、そして笑顔がとっても爽やかな「下総マリンブルー」でした。 |
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続いて第91航空隊に所属するUP-3D×2機、U-36A×1機による機動展示飛行が開始されました。まずは3機がフォーメーションを組んで航過。このあと、編隊長が無線を通じて会場のみなさんにご挨拶。 |
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UP-3Dの61号機が飛行中にエンジンを1基停止して航過。一番手前のプロペラだけ停まっているのがわかるでしょうか。洋上を長時間飛行するUP-3Dは、こうしてエンジンを1基停止して燃料を節約するのだそうです。UP-3Dは標的を曳航して艦艇の対空射撃訓練や、電子戦訓練の支援を実施する機体で、現在3機を保有しています。コールサインはギリシャの古代都市の名前「Delphi(デルファイ)」です。 |
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続いて、時速370km/hで先行するUP-3Dを後方からU-36Aが高速で追い抜きました。U-36AもUP-3Dと同じく艦艇に対する訓練支援を実施する機体で、現在4機を保有しています。コールサインは「Cupid(キューピッド)」です。 |
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続いて、さきほど飛行中にエンジンを1基停止したUP-3Dが、会場前でエンジンを再始動。航空機のエンジンは通常、左から1番、2番と番号が付けられていますが、これは船の名残りだそうです。 |
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続いてU-36Aが高度100m、時速500km/hで進入し、会場通過後に急上昇旋回を行なう、ジェット機ならではの飛行を実施。 |
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飛行展示の後は地上展示機の見学。空自の航空祭と違ってお客さんも少なく、非常にまったりとストレスフリーで見学できるのが海自航空祭の良いところですね。ご当地岩国所属のMCH-101やMH-53E、US-1Aの展示が無く、また参加機種も以前に比べて少なかったような気がしますが、初見となるCH-101、またUS-2の量産機やSH-60Kなどの展示もあり、私としては大変満足のいく内容でした。航空機以外の装備品展示もあり、特殊車輌や岩国以外ではなかなかお目にかかれない曳航標的、磁気掃海具なども展示されていました。 |

続いて、時速240km/hで飛行するUP-3Dの61号機を、後方から63号機が時速550km/hで追い越しました。P-3C型の航空機が、作戦海域へ速やかに進出する高速飛行と、作戦海域で長時間任務を継続する低速飛行という、相反する飛行性能を両立させている事を示す展示でした。以上で機動展示飛行も終了です。 |
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装備品展示の紹介です。まずは海上自衛隊の災害派遣隊の個人装備。陸上自衛隊の人命救助システムの個人装備とはちょっと違うようで…。ニーパッドやエルボーパッドも装着していますね。ヘルメットもライナーではなく、民生品だろうと思いますが専用の物のようです。 |
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災害派遣隊個人装備のツール。共通のグリップにシャベルやバールなどのアタッチメントを取り付けて使うようです。斧、鋸、ハンマー、プレートカッター、つるはしにもなる便利グッズです。単品ものに比べて強度的にどうなんだろう、という気がしますが、自衛隊で採用されているという事は充分使用に耐えるものなのでしょうね。 |
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災害派遣装備のチェーンソー。 |
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災害派遣装備のエンジンカッター。 |
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