1〜4・6番機による上向き空中開花。


1〜4・6番機のスター・クロス。観客からもっとも歓声の上がる大技です。


5・6番機によるタッククロス・パターン1前半。正面から進入した2機がスレスレの交差。写真の角度にもよるのでしょうが、本当にぶつかりそうな迫力です。


タッククロス・パターン1後半。左右に分かれて上昇した2機はスプリットSで降下したのち、再び会場正面ですれ違います。


いよいよ演技も終盤、1〜4番機がローリング・コンバット・ピッチで着陸体勢に入ります。


そしてブルーインパルス最後の演技、5・6番機によるコークスクリュー。以上で飛行展示も全て終了しました。


地上展示機ではありませんが、初めて見る機体なので紹介。パラシュート降下チームを乗せて飛んだ米空軍/353SOG/17SOS(第353特殊戦航空群/第17特殊戦飛行隊・嘉手納)のMC-130Pコンバットシャドー特殊戦機。#50992。


滑走路近くに展示されていた地上展示機の紹介。航空自衛隊/第3輸送航空隊/第403飛行隊(美保)のC-1中型輸送機。#68-1016。016号機は昨年も参加してましたね。


午後からの展示飛行でLevel III デモを披露した、米海兵隊/VMA-211“WakeIsland Avengers”(第211海兵攻撃飛行隊・岩国)のAV-8B PlusハリアーII 攻撃機。CF00、B.n.165586。


CF00と向かい合わせで展示してあった米海兵隊/VMA-211“WakeIsland Avengers”(第211海兵攻撃飛行隊・岩国)のAV-8B PlusハリアーII 攻撃機。CF04、B.n.165398。


飛行展示を終え、点検中の航空自衛隊/第4航空団/第11飛行隊“ブルーインパルス”(松島)のT-4、1番機。#46-5728。


米空軍/PACAF/5AF/18WG/909ARS“Young Tiger”(太平洋空軍/第5空軍/第18航空団/第909空中給油飛行隊・嘉手納)のKC-135Rストラトタンカー空中給油機。#58-0046。機内公開に長蛇の列ができていました。


日本では初公開かも?米海兵隊/MAG-36/VMGR-152“Sumos”(第36海兵航空群/第152海兵空中給油飛行隊・普天間)のKC-130Jハーキュリーズ空中給油機。QD923、B.n.167923。


従来のKC-130RとKC-130Jとの最も顕著な違いはこのプロペラでしょうか。R型が4翅だったのに対し、J型は6翅になっています。


エアロック以外では唯一の民間からの参加、パイパーPA-46-310P、JA4030。個人所有の機体で、八尾空港を拠点としているようです。


午前、午後の2回に渡って素晴らしいエアロバティックを披露した、エアロック・エアロバティックチームのピッツスペシャルS-2B。


迫力あるデモフライトを魅せてくれた、米空軍/PACAF/5AF/35FW/14FS“Samurais”(太平洋空軍/第5空軍/第35戦闘航空団/第14戦闘飛行隊・三沢)のF-16CJファイティング・ファルコン戦闘機、#92-3886。


もう1機、米空軍/PACAF/5AF/35FW/14FS“Samurais”(太平洋空軍/第5空軍/第35戦闘航空団/第14戦闘飛行隊・三沢)のF-16DJファイティング・ファルコン戦闘機、#90-0834。


米海兵隊/VMFA(AW)-242“Bats”(第242海兵全天候戦闘攻撃飛行隊・岩国)のF/A-18Dホーネット戦闘攻撃機。DT08、B.n.165686。写真を撮り忘れてましたが、その奥にもう1機、F/A-18D、DT03、B.n.164653が展示されてました。


午前中に飛行展示を行なった米海兵隊/VMFA(AW)-225“Vikings”(第225海兵全天候戦闘攻撃飛行隊・岩国)のF/A-18Dホーネット戦闘攻撃機。CE-01、B.n.165684。


米海兵隊/VMA-211“WakeIsland Avengers”(第211海兵攻撃飛行隊・岩国)のAV-8BハリアーII 攻撃機、ナイトアタック型。CF24、B.n.164184。Plusじゃないハリアーは久々に見ました。


もう1機、米海兵隊/VMA-211“WakeIsland Avengers”(第211海兵攻撃飛行隊・岩国)のAV-8BハリアーII 攻撃機、ナイトアタック型。CF20、B.n.163869。


米海兵隊/VMFA(AW)-242“Bats”(第242海兵戦闘攻撃飛行隊)のF/A-18Dホーネット戦闘攻撃機。DT12、B.n.164702。もう1機、右側に機首をくっつけるようにF/A-18D、DT07、B.n.164953が居ます。


今回の岩国FSDは、ホーネットに様々な兵装を搭載して展示していたのが特徴的でした。画像はF/A-18D・DT12の左翼パイロンに装着されたAGM-154 JSOW空対地ミサイル。一応誘導ミサイルに分類されるそうですが、実際は推進力もなく、滑空爆弾に近いとか。


F/A-18D・DT07の左翼パイロンに搭載されたBDU-45/B訓練爆弾。500ポンド爆弾の訓練用と思われます。


F/A-18D・CE07の右翼パイロンに搭載されたAGM-88 HARM 高速対レーダーミサイル。敵の発するレーダー波を辿って敵防空設備を破壊するための兵器です。


最後にサイドワインダー2種です。F/A-18D・CE07の右翼端に搭載されたAIM-9M。これは度々見るタイプです。


で、こちらはF/A-18D・CE07の左翼端に搭載されていたAIM-9X。これは初めて見ました。後翼の形状が9Mとはずいぶん異なっているのがわかります。9Xは特に「サイドワインダー2000」と呼称されているようですね。
といったところで、本日の岩国フレンドシップデーも終了。ブルーインパルスの飛行展示が終わった時点で既に16:00に近くなっていました。そこから滑走路脇の地上展示機を撮影しつつ、エプロン地区に戻ったところで、イベント終了を見計らったかのように急に雨が降り出してしまいました。(´Д`;; あわててシャトルバス乗場のCゲートに向かいましたが、雨足はどんどん強くなり、さらに雷まで鳴りはじめ、バス待ちの大行列に並んでいる間にすっかり濡れ鼠に。ようやくバスに乗って基地を出た時にはすでに18:00を回っていました・・・。さらに、ETC休日割引きに加えGWのUターンラッシュの影響か、高速道路に乗ったとたんに20kmの大渋滞に巻き込まれてしまい、結局自宅に帰り着いた時には午前0時を過ぎていました・・・。疲れた。
今回の岩国フレンドシップデー、なんと過去最高の27万5000人の来場者を数えたそうです。2002年あたりが10万5000人程度だったことを考えると、数年の間にずいぶん来場者も増えたものだなぁ、と感じます。今年はお天気にも恵まれましたし、ブルーインパルスの参加もあったし、近年では旅行会社のツアー参入も増えてきましたし、なにより今年は ETC割引きがあったのが来場者増の要因でしょうか。ちょっとした中核都市並みの人口がひとつの基地に集まるというのは、実際凄い事だと思います。また、今年から導入された特別観覧席というのも特徴的でした。前売りで2000円のチケットを購入する必要がありますが、人垣を気にすることなくじっくりと飛行展示を見学できるのは魅力的だと思います。実際、利用した人からも「快適だった」と聞きました。まぁ、私のように会場内を動き回るタイプのマニアには不向きかもしれませんが。(^^;
最後の最後で雨に降られた以外は、大変素晴らしい航空祭でした。また来年に期待です。
〈了〉

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おまけ写真
米海兵隊/VMFA(AW)-224の虎縞模様F/A-18Dホーネット戦闘攻撃機、WK00のスピードブレーキに描かれた模様。良く見ると尾翼の虎縞に混じって、セクシーダイナマイツな女性のシルエットが・・・。こういうところはやっぱり米軍らしいですねぇ。(^^