「特科、迫撃砲、突撃支援射撃を開始せよ」「中隊、効力射!92CVT 2発、方位角2702、射角442、20秒、右より指命!」「全砲隊、準備よし」「発射!」


突撃支援射撃が開始され、鉄条網付近に弾着。突撃部隊の突破口を開きます。


突撃部隊は、戦車部隊が先導して、普通科部隊のLAV小隊が続行して突入。上空からは多用途ヘリが攻撃を支援します。後方から突撃部隊の74式戦車が突進してきました。


「突撃支援射撃最終弾、弾着30秒前」特科の突撃支援射撃によって開かれた突破口から、74式戦車が突入!走行しながら戦車砲で射撃!「こちら戦車、敵陣地に進入!」


続けざまに2輛目の戦車も射撃しながら突入。


「こちら突入小隊、突入!」戦車に続き軽装甲機動車4輛も突入しました。


普通科部隊が発見した敵のトーチカを、火焔放射機で焼き払います。


焼け落ちる敵のトーチカ。


「小隊ー、前へ!」突入小隊が滑走路の台を奪取すべく突撃を敢行しました。


「小隊、突撃成功!」


「中隊長、こちら突入小隊。目標を奪取!」状況終了を告げるラッパが高らかに鳴り響きます。「状況終わり!展示部隊そのまま待て」


「戦闘訓練展示、終わります!」中隊長が観閲官に展示終了を報告。以上をもって迫力の訓練展示が終了しました。いかなる事態にも即応できるよう日々精進し、厳しい訓練を通じて練度の向上に努める、第13旅団の実力の一端を垣間見る事ができました。


12:00前に会場での催しがすべて終わりましたので、一旦車に不要な荷物を置いてから模擬売店や装備品展示を見学。装備品展示は89式小銃やMINIMIなどの小火器がありませんでしたが、01式軽対戦車誘導弾が新顔として展示されていました。


式典終了後、退場する平野陸将補。


余計な荷物を置きに駐車場へ戻ったところ、待機していたOH-6Dの離陸シーンを見る事ができました。


正門近くで展示されている用途廃止の61式戦車とM42 40mm自走高射機関砲。M42の方はなかなかレアな展示物のようです。


海田市駐屯地の史料館である顕彰館。残念ながら記念行事の日も閉館しています。一度中を見てみたいですねぇ。


賑わう模擬売店の様子。さすが旅団司令部だけあって大変多くの出店がありました。


本日のお昼ご飯、フランクフルトです。美味でした。


装備品展示の紹介をします。第13旅団司令部付隊/化学防護隊(海田市)の化学防護車(B)。操縦席の防弾板を閉めた状態です。


第13後方支援隊/補給隊(海田市)の3
1/2t水タンク車。


第13後方支援隊/補給隊(海田市)の浄水セット(逆浸透型)。手前の貯水タンクを手で押してみると、弾力はあるものの意外に固い感じでした。もっとポヨンポヨンしてるものかと思いましたが・・・。


第13後方支援隊/衛生隊(海田市)の野外手術システム。


第13特科隊/第3中隊(日本原)の155mm榴弾砲FH-70。


第13高射特科中隊(日本原)の81式短距離地対空誘導弾。


第13高射特科中隊(日本原)の93式近距離地対空誘導弾。ランチャには訓練弾が1発装填されていました。


第13通信中隊(海田市)の衛星単一通信可搬局装置JMRC-C4


第13通信中隊(海田市)の衛星単一通信携帯局装置JPRC-C1。遠隔制御器JC-C5が接続されてます。


第13偵察隊(出雲)の87式偵察警戒車。


中部方面混成団/第47普通科連隊/第1中隊(海田市)の軽装甲機動車。

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