「かみしま」の科員食堂。広角レンズで撮影してるのでちょっと広く見えますが、実際はかなり狭いです。それでも掃海艇時代に比べて乗員数も減っているはずですので、多少は余裕を持って使えるのかな?


「かみしま」士官室の向かい側にあるお風呂とトイレ。風呂はやっぱり海水風呂なんでしょうかねぇ。


「かみしま」後部甲板。掃海艇時代は掃海具などがところ狭しと並べられていましたが、今はそういったものはありません。掃海電線巻揚機もネットが被せられています。


お昼ご飯のついでにサンポートシンボルタワーに登ってみました。同タワー30階の展望室からの眺め。自衛艦をこういう角度から眺められる港はなかなかないのではないでしょうか。


11:00に午前中の一般公開が終了、その時点でお仲間の岡山県人さんと合流して昼食を一緒にとった後、13:00から掃海母艦「ぶんご」の見学に向かいました。「ぶんご」は高松に来港する直前、ニュース等でも報道された沖縄・辺野古沖での環境調査に参加しており、今回の慰霊祭参加が危ぶまれていました。(おかげで香川地本のHPでは来港予定艦艇がころころ変わっていました・・)が、こうして無事に来港し公開されたのは大変良かった事でございます。前甲板では76mm単装速射砲のところで案内の隊員さんに懇切丁寧に砲の説明をしていただき、マニアックな知識をいろいろ収穫する事ができました。飛行甲板では例年展示されているK-13などの係維機雷の姿はありませんでしたが、ヘリ格納庫内で訓練用の沈底機雷などが展示されていました。


高松-小豆島を結ぶオリーブラインのフェリーが「ぶんご」の脇をかすめるように入港。この狭いスペースで180度回頭をやってのけるフェリーに、いつもヒヤヒヤしながらも感心してしまいます。


やはり自衛隊の広報イベントということで、警戒にあたっていたのは警察ではなく、陸上自衛隊の第118地区警務隊の隊員さんでした。


さて、お昼ご飯も食べたし掃海母艦「ぶんご」の見学に向かいます。


前甲板の76mm単装速射砲。広角レンズで撮ったので砲身が異様に長く写ってますが・・。(^^;


砲身の付根に搭載されているガンカメラ。


砲身の先端、マズルブレーキの後側にあるこの穴は砲身を冷却するウオータージャケットの排水口だそうです。護衛艦などでは海水を使うそうですが、やはりサビの原因になるので「ぶんご」のように余裕のある艦では真水使用だとか。


エバキュエーター(排煙機)の後ろについている2本のコード、手前のは砲身の温度検知装置のもので、奥側は砲身の後退・摩擦によって生じる電気を逃がすためのアース線とのこと。

OBAキャニスターを装着した防火服。火災発生時に使用するもので、OBAと呼ばれる酸素呼吸器と耐火服で構成される。

火炎防護衣。高熱や火炎など通常の消火服装では近付けない火災の発生時に使用される。
壁に寄り掛かってたので人形かと思ったら、実際に隊員さんが入ってました。急に動き出すもんだから、お子様がびっくりしてました。(^^;

格納庫での展示、訓練用沈底機雷“グランド・ターゲット”。


訓練用沈底機雷“グランド・ターゲット マンタ型”。ペルシャ湾掃海派遣部隊が実際に掃討したイラクの機雷を模したものです。


砕氷艦「しらせ」が持ち帰った南極の石の展示。


同じく南極の氷の展示。


「ぶんご」の艦橋。大型艦だけに余裕のある造りにはなっていますが、それでも快適な広さとは言えない感じです。


「ぶんご」海図台。盤上には高松港の海図が載っていました。

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