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〈VFMA-212“Lancers”(第212海兵戦闘攻撃飛行隊)CO機 WD01 B.n.163730(岩国基地) 030505.岩国〉 |
乗員 | 1人(D型は2人) |
全長 | 17.07m |
全幅 | 11.43m |
全高 | 4.66m |
自重 | 10,810kg |
最大離陸重量 | 23,541kg |
エンジン | 2基 名称:GE F404-GE-402 |
最大速度 | マッハ1.8 |
戦闘行動半径 | 1,063km |
兵装 | M61 20mm機関砲×1 |
製作 | ボーイング(旧マグダネル・ダグラス)社 |
備考 | 米海軍でも艦載機として使用されているF/A-18ホーネットは、海兵隊では地上基地に配備されている戦闘攻撃機である。空対空ミサイル4発を搭載しながら、残る5兵装架に増槽や爆弾など5トンを搭載できる。またスパロー空対空ミサイル用の胴体兵装架にはセンサーポッドを装着でき、レーザー/赤外線/低光量テレビ誘導兵器の誘導が可能となっている。このように、F/A-18は地上戦闘部隊の上空支援を行なうのに非常に有効な戦闘攻撃機と言える。 米海兵隊の使用するF/A-18にはA/C/Dの3タイプがある。このうち初期型のA型は一部装備をアップグレードしてC型相当に改修した機体があり、F/A-18A+(Plus)と呼称される。また、下記の写真のように F/A-18A++という機体も存在するようだ。 復座のF/A-18Dは夜間攻撃型である。F/A-18は元来戦闘機と攻撃機の両任務をこなせるマルチロール機であるが、D型はこれに加えてA-6E全天候攻撃機、RF-4B偵察機、OV-10前線航空管制機の任務も引き継ぐ万能機となっている。後席はF-15Eなどと同じくWSO専用席である。F/A-18Dには一部機首下のバルカン砲を取り外して戦術偵察システム(ATARS)を搭載しているものがあり(下記サムネイル参照)、この場合機首のバルカン砲口は塞がれている。 日本では岩国基地にVFMA-242が恒久部隊として常駐するほか、F/A-18A、C、Dの部隊がそれぞれ6ヶ月のローテーションで米本土から派遣されてきている。現在、VFMA部隊はF-35BおよびF-35Cへの機種変換中であり、F/A-18は逐次退役が進んでいる。 |
F/A-18C | |||||||
右後ろ 〈030505.岩国〉 |
アレスティングフック 〈030505.岩国〉 |
垂直尾翼アンテナ 〈030920.岩国〉 |
前脚 〈030920.岩国〉 |
右後脚 〈030920.岩国〉 |
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右後ろ 〈050505.岩国〉 |
左側面 〈050505.岩国〉 |
IFFアンテナ 〈050505.岩国〉 |
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