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![]() 〈78ABn(第78航空大隊)(キャンプ座間) 021006.明野〉 |
乗員 | 3人+兵員11人 |
全長 | 19.76m(胴体全長15.26m) |
全幅 | 16.36m(ローター含) |
全高 | 3.76m |
自重 | 5,216kg |
最大離陸重量 | 7,711kg |
エンジン | 2基 名称:GE T700-GE-701C 出力:1,940shp/基 |
最大速度 | 296km |
航続距離 | 1,843km |
兵装 | 7.62mmまたは12.7mm機銃 |
製作 | シコルスキー社 |
備考 | ベルUH-1の後継機種として米陸軍が採用した汎用輸送ヘリコプター。陸軍が立案したUTTAS(多用途戦術輸送機システム)計画によってボーイング社とシコルスキー社とで競争開発が行なわれ、シコルスキー社のS-70がUH-60として正式に採用となり、1979年から量産型の納入が始まった。 設計にあたってはベトナム戦争の戦訓から耐弾性の強化、操縦系統の多重化などが盛り込まれ、主回転翼は12.7mm機銃弾の被弾なら問題なく、23mm徹甲弾でも被弾から30分は飛行可能なことを証明している。また野戦使用を考慮し、各部のモジュラー化を進め、部分の交換で整備時間の短縮をはかっている。さらに故障箇所を自動検知する装置を採用し、信頼性を引き上げた。 世界中に展開する米軍の要求に応え、C-130などの輸送機で空輸できるサイズに設計されているのもUH-60の特徴である。 機体そのものには固定武装はないが、ドアガンとして12.7mm重機関銃やM240機関銃を装備できるほか、スタブウイングを装着してAGM-114ヘルファイアミサイル、70mmロケット弾などを搭載することもできる。 UH-60は初期量産型のUH-60Aから継続的に改良が加えられ、現行の主力量産型としてはUH-60Lが配備されており、さらに次期主力量産型としてUH-60Mが調達される。またUH-60は様々な派生型を生み出しており、電子線機、特殊作戦機、捜索救難機などが配備されている。米軍以外でも多くの国で採用され、日本でも陸上自衛隊のUH-60JA、海上自衛隊のSH-60J、航空自衛隊のUH-60Jなどが採用されている。 在日米軍のUH-60は、キャンプ座間の在日米陸軍航空大隊に5機が配備されている。 |
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左前 〈021006.明野〉 |
増槽付き
右前 〈040505.岩国〉 |
右側面 〈021006.明野〉 |
増槽付き
右後ろ 〈040505.岩国〉 |
右後ろ 〈021006.明野〉 |
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増槽付き
右後ろ 〈080505.岩国〉 |
左側面 〈021006.明野〉 |
尾輪 〈080505.岩国〉 |
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