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〈海兵隊 F/A-18Dに搭載されたAGM-154 JSOW 090505.岩国〉 |
全長 | 4.26m |
直径 | 0.34m |
翼幅 | 2.69m |
発射重量 | 480kg |
射程 | 約22km(低高度投下)〜130km(高高度投下) |
製作 | レイセオン社 |
備考 | JSOWは“Joint Stand-Off
Weapon”の略で「統合スタンドオフ兵器」を意味する。「Joint」の名称が表すように、空軍・海軍・海兵隊で使用される。 「AGM」というミサイルを示す型式名称がついているが、実際には推進装置を持たない滑空式の誘導射程爆弾であり、射程は投下する高度によって変わる。高度12,000mからの投下だと約130kmの射程を得るとされる。航空機からの投下後は展張式の翼を開いて滑空飛翔に入り、GPS(全地球測位システム)とINS(慣性航法装置)の誘導によって事前に設定された経由点を通って目標に向かう。投下前に新しい目標情報に書き換えたり、飛翔中にGPSデータによるアップグレードも可能となっている。 |