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〈F-16CGに搭載されたAIM-9M 040505.岩国〉 |
全長 | 2.87m |
翼直径 | 0.64m |
胴直径 | 12.7cm |
推進装置 | 固体燃料ロケットモーター(ベリナイト/ハーキュリーズMk36Mod9)×1 |
発射重量 | 87kg |
最大速度 | マッハ2.5 |
射程 | 8km |
弾頭 | 9.4kg高性能炸薬爆風/破片型 |
製作 | レイセオン社 |
備考 | 第二次大戦終結後まもない1949年から米国で開発が始まった短距離空対空ミサイル。西側で最も優れた短射程AAMとも言われ、最初の構想から60年以上が経過しているにも関わらず、その基本設計の正しさと断続的な改良によって今でも最新鋭機の主要兵器としての地位を保っている。 最初の量産型であるAIM-9Bから最新型のAIM-9Xに至るまで様々な派生型が誕生しており、日本を含む多くの国で採用されている。米軍の主力となっているM型は、AIM-9の頂点を極めたと言われるL型の改良型であり、閉サイクル式冷却装置の採用によってシーカーの感度が向上しており、識別能力およびフレア等の妨害への抵抗能力に優れている。 最新型のAIM-9Xは特に「サイドワインダー2000」と呼称され、誘導方式をそれまでの赤外線方式から赤外線画像方式に改め、フレアなどの対抗手段に惑わされなくなったほか射程も著しく延伸、さらにヘルメット・マウンテッド・システムに対応し、パイロットがヘルメットサイトを使用して敵機をロックオンすることも可能になった。 |
右前 (050505.岩国) |
AIM-9X・左前 (090505.岩国) |
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