AIM-120 AMRAAM(アムラーム)空対空ミサイル


〈F-16CGの翼端に搭載されたAIM-120 080505.岩国〉

諸元・性能
全長 365cm
胴体直径 17.8cm
全幅 62.7cm
重量 152kg
弾頭炸薬重量 23kg
最大射程 65km
最大高度 20,000m
速度 マッハ4.0
主契約社 レイセオン
備考 米空・海軍のAIM-7スパローの後継として、米国ヒューズ社が開発した空対空ミサイル。AMRAAMとは“Advanced Medium Range Air to Air Missile”の略で、直訳すると「発展型中距離空対空ミサイル」となる。現在はヒューズ社を併合したレイセオン社が生産を行なっている。
1981年に開発が開始され、1989年に実用化、空軍ではF-15およびF-16の主要空対空兵装となっている。発射母機からインプットされた目標データに従い自動操縦装置で飛翔、ミサイル自身に内蔵されたレーダーで目標を捕捉・追尾するアクティブ・レーダー・ホーミングのファイア・アンド・フォーゲット(撃ちっぱなし)方式を採用しているため、AIM-7スパローのように母機が目標に対して誘導レーダーを照射し続ける必要が無く、発射後のすみやかな離脱を可能にしている。
1992年にイラク空軍のMiG-25を撃墜した記録が残っている。


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右前
(080505.岩国)
右後ろ
(080505.岩国)
左前
(090505.岩国)