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〈護衛艦「あさかぜ」搭載のスタンダード・ミサイル発射機Mk-13 Mod4 030727.和歌山〉 |
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全長 | 4.57m |
直径 | 30cm |
速度 | マッハ1以上 |
射程 | 18km以上 |
誘導方式 | セミアクティブ・レーダーホーミング |
弾頭 | 通常弾頭 |
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名称 | Mk13(単装式) |
装填位置 | 旋回:0°、180° 俯仰範囲:90° |
旋回範囲 | 360° |
俯仰範囲 | +93°〜-13° |
重量 | 89,395kg |
製作 | 輸入 |
備考 | スタンダード・ミサイル(SM-1MR)は推進薬に固体燃料を使用した艦載用対空・近距離用弾道弾で初代のミサイル護衛艦「あまつかぜ」をはじめ、「たちかぜ」「はたかぜ」型が装備する。このミサイルを発射するための単装式のランチャーがMk13発射機で、「あまつかぜ」「たちかぜ」型は後部甲板に、「はたかぜ」型は前部甲板に搭載している。発射の際はランチャーを垂直に立てた状態で、ランチャーの下にある艦内の弾庫からミサイルがせり上がってきて装填されるが、その動作は緩慢なものではなく、装填と発射態勢への移行はほんの一瞬の内に行なわれる。 米軍では当初、このMk13ランチャーでターター・ミサイルを運用したため、その名称が引き継がれ「ターター・ランチャー」と呼ばれている。 海上自衛隊ではこれ以降のミサイル護衛艦には垂直発射機(VLS)を搭載しているため、Mk13発射機は「はたかぜ」型の退役と共に姿を消す事になると思われる。 |