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〈護衛艦「あしがら」の62口径5インチ砲 090719.高知〉 |
重量 | 約25t |
発射速度 | 約20発/分 |
砲塔人員 | 無人 |
操縦方式 | 全自動電気油圧式 |
給弾方式 | 自動 |
弾丸重量 | 約32kg |
製作 | 日本製鋼所(BAEシステム社開発/ライセンス生産) |
備考 | 護衛艦「あたご」型から装備された艦載砲。シールドは傾斜のついたステルス形状になっている。 米国製の完全自動化された艦載砲で、米海軍のスプルーアンス級やタイコンデロガ級、アーレイ・バーク級など多くの艦艇に装備されている。Mod0からMod2までは54口径であったが(Mod3は生産されていない)、「あたご」型で採用されたMod4は砲身を62口径とし、初速の高速化、対地攻撃能力の向上が図られた。 「こんごう」型が搭載するオットー・ブレダ127mm砲と比べると、最大射程が14km延びて約38kmとなった反面、最大発射速度は半分の約20発/分となった。砲身付け根部分には箱型の初速計測装置が取り付けられている。 従来の艦載砲と異なり、砲身の上に薬莢排出シュートが配置されており、飛び出した薬莢が砲身にぶつかるのではないかと思うのだが、隊員に聞いたところでは「確かにぶつかるが、それは問題ない」事であるらしい。 |
右前 (090719.高知) |
右後ろ (090719.高知) |
右前 (090719.高知) |
右後ろ (090719.高知) |
初速計測装置 (090719.高知) |
薬莢排出シュート (090719.高知) |
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