対潜弾投射機 ヘッジホッグMk15


〈護衛艦「あまつかぜ」搭載のヘッジホッグ  1990年頃撮影〉

諸元・性能
備考 もともとは英海軍が1941年に開発した対潜前投兵器で、のちに米海軍でも制式化されて駆逐艦やフリゲート艦に広く装備された。海上自衛隊では旋回式発射機Mk15を六八式対潜弾投射機Mk15として採用し、初期の護衛艦に搭載した。投射される7.2インチ対潜弾は4列×6本の計24発が装填軸に装填され、電気式発射装置によって0.1〜0.2秒間隔で次々に発射、180〜260m前方に直径約40mの円状に落下する。信管は触発式で、目標に1発でも命中すると、残りもすべて誘爆するようになっている。「あやなみ」型護衛艦から装備された。


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