71式ボフォースロケットランチャー


〈護衛艦「ゆうぐも」のボフォースロケットランチャー  030517.阪神〉

諸元・性能

発射機
全備重量 約7.3t

弾体
直径 37.5cm
重量 約250kg
射程 約550m〜2,200m
発射速度 4発まで発射速度毎秒1発
推進薬 固体

製作 三菱重工
備考 スウェーデン・ボフォース社の開発した4連装の対潜ロケット・ランチャーで、軽量小型で小型艦艇にも装備できる。海上自衛隊では護衛艦「たかつき」型、「みねぐも」型、「やまぐも」型「ゆうばり」型「いしかり」、練習艦「かとり」に搭載された。
電機油圧全自動操縦で、装填は揚弾機により、直接弾庫より揚弾と同時におこなわれる。ソナーによる測的諸元が導入され、ランチャーを自動的に旋回、俯仰させて攻撃する。
多くの艦艇に搭載された事からも優秀な対潜兵器である事が伺えるが、アスロック等が導入されてからは旧式化し、2010年の「ゆうばり」型の除籍をもって全数退役となった。対潜弾は2型が射程約1,600m、3型が射程約2,200m。


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「ゆうぐも」搭載の
ボフォース
(030517.阪神)