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〈護衛艦「こんごう」DDG-173 050816.高知〉 |
全長 | 161m |
全幅 | 21.0m |
深さ | 12.0m |
吃水 | 6.2m |
基準排水量 | 約7,250t |
エンジン | COGAG方式ガスタービン4基(LM2500)2軸 出力:100,000PS |
速力 | 約30kt |
乗員 | 300人 |
船型 | 平甲板型 |
主要兵装 | イージス装置一式、スタンダードSAM/アスロックSUM装置(VLS=前部29セル、後部61セル)一式、54口径127mm単装速射砲×1、高性能20mm機関砲(CIWS)×2、対艦ミサイル・ハープーン発射装置一式、3連装短魚雷発射管×2、電波探知妨害装置一式、対潜情報処理装置一式 |
備考 | 海上自衛隊では第4世代にあたる対空誘導弾搭載護衛艦で、海上自衛隊初のイージス・システム搭載艦である。 「こんごう」型はアメリカのイージス駆逐艦「アーレイ・バーク」級をベースとしているため外観は似ているが、防空中枢艦として司令部機能など旗艦設備を充実させたため艦橋は大型化した。主要兵装のスタンダードミサイルは垂直発射機構VLSが採用され、艦の前後甲板に埋め込まれて装備されている。使用する誘導弾はSM-2だが、このVLSはアスロックの発射も可能となっている。 イージスシステムは米海軍の「タイコンデロガ」級巡洋艦に初めて搭載された画期的な艦隊防空システムで、フェーズドアレイレーダーと高性能情報処理システムにより同時多数の目標に対処可能で、航空攻撃に対し効果的な艦隊防空を実現した。「こんごう」型には当初イージスシステム・ベースライン4が搭載された(「ちょうかい」のみベースライン5)。艦橋構造物に4基設置されたSPY-1フェーズドアレイレーダーは、それぞれが90度の範囲を担当して全周をカバーしており、レーダー覆域は数百Kmと従来の護衛艦の数倍に及ぶ。 「こんごう」型4隻はMD能力を付与するための改修を受け、これにより海上自衛隊はスタンダードSM-3 による大気圏外弾道ミサイルの迎撃能力を得る事になった。 2002年12月、テロ特借法に基づいて「きりしま」が初めてインド洋へ派遣された。 2005年公開の映画「亡国のイージス」では海上自衛隊が全面協力しており、3番艦「みょうこう」が主舞台となる護衛艦「いそかぜ」役を務めた。 |
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