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〈音響測定艦「はりま」AOS-5202 040417.呉〉 |
全長 | 62m |
全幅 | 29.8m |
深さ | 15.3m |
吃水 | 7.5m |
基準排水量 | 2,850t |
船形 | 平甲板双胴型 |
エンジン | ディーゼル(三菱S6U-MPTK)・エレクトリック 出力:3,000PS |
速力 | 11kt |
乗員 | 約40人 |
主要装備 | SURTASS一式 |
備考 | 静粛性、深深度化、発生音の変化などによる潜水艦のグレードアップに対応する必要上から、従来の対潜データでは十分な対応ができないため、音紋データ収集を目的に建造された新艦種。船体は海上自衛隊の艦船としては初の双胴型で、水中に没する2本の魚雷型船体に推進機を持ち、艦橋に続く後甲板は大型ヘリコプター発着甲板となっているほか、洋上長期行動のための居住施設が、今後の艦艇居住区のモデルケースとなるよう考慮されている。艦尾には約数百kmの探知能力を有する曳航式ソナーSURTASS(Survellance
Towed Array Sensor System)を格納し、それを艦尾から曳航して潜水艦の音紋情報の収集にあたる。SURTASSは800mのアレイ・ソナーを約2000mのケーブルで曳航するもので、最近では地球観測にも転用されている。“ひびき”は1991年1月の完成後、SURTASS艤装のため米国に回航、就役訓練を兼ねてSURTASS運用を修得、同年10月17日に帰国、部隊運用を1992年度から開始し、陸上の対潜情報分析センターにおける実運用に入っている。 音響情報収集体制の強化を図るため、「はりま」の就役から実に29年の時を経て、3隻目となる「あき」が建造された。 |
艦記号・番号/艦名 | 起工 | 進水 | 竣工 | 製造所 |
AOS-5201 ひびき | 1989.11.28 | 1990.7.27 | 1991.1.30 | 三井玉野 |
AOS-5202 はりま | 1990.12.26 | 1991.9.11 | 1992.3.10 | 三井玉野 |
AOS-5203 あき | 2019.3.5 | 2020.1.15 | 2021.3月予定 | 三井E&S玉野 |
「ひびき」 右後ろ (040417.呉) |
「はりま」 マスト (040417.呉) |
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