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〈砕氷艦「しらせ」 120916.境港〉 |
全長 | 138m |
全幅 | 28m |
深さ | 15.9m |
吃水 | 9.2m |
船型 | 船首楼型 |
基準排水量 | 12,650t |
エンジン | ディーゼル・統合電気推進 4基2軸、出力30,000PS |
速力 | 約15kt |
乗員 | 乗員約175人、観測隊員80人 |
備考 | 「ふじ」「しらせ(初代)」に続き、2009年に竣工した海上自衛隊3代目の砕氷艦。艦名は先代と同じ「しらせ」と命名された。全体的には先代「しらせ」の拡大改良型といった感じだが、物資輸送量は先代から1割増の1,100tを積載でき、氷海航行性能の向上、燃費低減、省力化などが図られている。また、南極観測支援という任務柄、海洋・大気汚染など環境に配慮したエコシップとなっているのも特徴で、汚水浄化機や廃棄物処理室も備えている。 砕氷能力は厚さ1.5mの氷を3ノットの速力で連続砕氷できるほか、艦首にはハルウォッシュシステムの融雪用散水装置が設けられ、氷上の雪を放水によって溶かすことで砕氷時の抵抗を軽減させる。 艦中央部に設けられた12フィートコンテナ・セルガイドには貨物コンテナを56個収納可能で、その作業用にデッキクレーンが2基設置されている。艦首にも力量15tのデッキクレーンが2基設置されており、艦首貨物室の作業等に使われる。 後部のヘリ格納庫にはCH-101輸送ヘリを2機と観測ヘリ1機を格納できる。 先代「しらせ」の観測隊員居住区は木材がふんだんに使われレトロな雰囲気があったが、本艦は居室や公室も近代的な造りとなっている。 |
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