カッター


〈護衛艦「ゆうぐも」搭載の7メートル・カッター  030517.阪神〉

諸元・性能
備考 上の写真は護衛艦「ゆうぐも」に搭載されている7メートル・カッターである。カッターは古くから使用された艦載艇で、海上自衛隊では副錨の運搬任務や救助艇として使用した。7メートル型の定員は、艇指揮1名、艇長1名、漕手8名、予備2名の計12名で編成されているが、通常では予備員は乗らず、艇指揮も艇長が兼ねる場合が多い。オールは予備を含めて10本が装備されている。カッターはDD「はるかぜ」型からDDG「たちかぜ」型までの長期間にわたって使用されたが、DDH「しらね」型から廃止された。「ゆうぐも」のように古い艦艇ではカッターと内火艇を両方搭載しているが、最近の護衛艦では副錨運搬をおこなえる「改」内火艇を搭載しているため、カッターは搭載されていない。



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