タカン空中線


〈輸送艦「さわぎり」のURN-25タカン空中線  080727.坂出〉

諸元・性能
備考 タカン(TACAN=Tactical Air Navigation System)は米軍の開発した航空機用短距離航法援助装置を改良したもので、艦の方位信号電波と機上から発射した電波の応答波から、艦からの方位、距離を測定して位置を知る航法装置である。海上自衛隊の艦艇搭載用としてはORN-6のシリーズやURN-25などが採用されている。
航空機の運用能力を持つ艦艇に装備され、護衛艦「たかつき」型にはORN-6、FRAM前の「はるな」型等にORN-6B、「はつゆき」型等にORN-6C、「あさぎり」「むらさめ」「たかなみ」型等にURN-25、「ひゅうが」型はORN-6Eを装備している。ORN-6Bまではドーム状の形状だったが、C型以降は円盤状になった。大抵は艦艇のマストの一番高い所についている。



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「うみぎり」搭載のURN-25タカン空中線
(030809.高松)
「しもきた」搭載のタカン空中線
(020911.玉野)
「ひえい」搭載のORN-6Cタカン空中線
(080720.呉)
「いせ」搭載のORN-6Eタカン空中線
(120712.坂出)