対空レーダー OPS-12


〈護衛艦「くらま」のOPS-12  090719.高知〉

諸元・性能
周波数範囲 Sバンド
製作 日本電気
備考 「しらね」型護衛艦に搭載するために開発された対空捜索用三次元レーダー。プレアレイ空中線によってペンシルビームが形成されるもので、仰角方向のビームは電子走査、方位方向はレーダーの回転による機械的走査が行なわれ、目標の高度、方位角、距離の情報を得てレーダー指示機、情報処理装置に送る。また、性能向上のためパルス圧縮式を採用している。
アンテナの形状は平面アンテナで、AN/SPS-52Bによく似ており、下部にはIFFアンテナが付いている。本装備は、前部マック中段に垂直面に対し18度傾斜させて取り付けられている。


サムネイルをクリックすると大きい写真が見れます。(新規ウインドウで開きます)

「くらま」のOPS-12
(090719.高知)