対空レーダー OPS-24


〈護衛艦「いなづま」の対空レーダーOPS-24   080720.呉〉

諸元・性能
空中線 アクティブ・フェーズド・アレイ(水平方向は機械回転、垂直方向は電子走査)
周波数範囲 Lバンド
構成 空中線、励振受信機、目標検出器、信号処理器、線路切替機、ラインフィルタ、分電盤
製作 三菱電機
備考 護衛艦「あさぎり」型の5番艦「はまぎり」以降に搭載するために開発された対空捜索用三次元レーダー。アンテナの形状は平面アンテナで、アクティブ・フェーズド・アレイ方式を最初に取り入れた。本装備は、上部に垂直に対し25度傾斜させて取り付けられている。探知した目標の方位、距離、高度および速度の情報を得るとともに、自動または手動で追尾をおこなうことができ、これらの情報をレーダー指示機、情報処理装置等に出力する。発展型にB型があり、「むらさめ」型および「たかなみ」型に搭載されている。



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「いなづま」搭載の
OPS-24
(080720.呉)
「いなづま」搭載の
OPS-24
(030517.阪神)
「いなづま」搭載の
OPS-24 背面
(030517.阪神)
「あけぼの」搭載の
OPS-24
(080727.坂出)
「あけぼの」搭載の
OPS-24 背面
(080727.坂出)