OAC-2 通信機


〈護衛艦「ひえい」搭載のOAC-2B  080720.呉〉

諸元・性能
製作 小糸工業
備考 赤外線通信機、あるいは哨信儀と呼ばれる赤外線を利用した不可視線通信装置。この哨信儀は「秘」の程度が高く詳細は不明だが、通信は以下の要領で行なう。まず相手艦を照準眼鏡でとらえ、呼び出し信号を送る。相手艦はそれを全受器で受け、初受器をその方向に合わせて応答信号を送り、通信を開始する。海上自衛隊の哨信儀は護衛艦「はるかぜ」に装備したOAC-1から始まり、護衛艦「のしろ」に装備したOAC-2Cへと発展したが、これ以降の護衛艦には搭載されていない。



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「ひえい」搭載のOAC-2B送信器
(080720.呉)
「ひえい」搭載のOAC-2B全受器
(080720.呉)
「あさかぜ」搭載のOAC-2C送信器
(030727.和歌山)