|
〈護衛艦「こんごう」搭載のNOLQ-2(ECM) 040417.呉〉 |
構成 | 受信機、妨害処理機、送信機部、信号処理器、指示制御器、空中線(1)、空中線(2) |
製作 | 三菱電機 |
備考 | 本装置は護衛艦「こんごう」型に搭載され、未来到来電波の探知、分析をおこなったあと、目標識別、脅威評価、記録、表示をおこない、探知目標がミサイルホーミングレーダーの場合には、妨害電波を発射し対艦ミサイル攻撃を回避する。また、必要に応じて相手射撃管制レーダー、ミサイル管制レーダー等へも妨害電波を発射して相手レーダーの機能を電子的に無力化あるいは低下させる艦船用電子装備である。探知した電波が記録されている脅威電波の特徴に一致すると、自動的に妨害を行うこともできる。 マストの最上段と中部にESM(電波探知)アンテナがあり、マスト最下部の左右に箱型のECM(電波妨害)アンテナが装備されている。 発展型として、「あたご」型が搭載するNOLQ-2Bがある。 |
NOLQ-2B | ||||
「あしがら」搭載のNOLQ-2B(ESM) 〈090719.高知〉 |
「あしがら」搭載のNOLQ-2B(ESM) 〈090719.高知〉 |
「あしがら」搭載のNOLQ-2B(ECM) 〈090719.高知〉 |