NORC-4 インマルサット海事衛星通信アンテナ


〈護衛艦「くらま」のインマルサット衛星通信アンテナ  090719.高知〉

諸元・性能
製作 日本無線
備考 多くの艦艇に装備されている衛星通信アンテナ。インマルサット(INMARSAT)とは国際海事衛星の事で、1979年に設立された国際海事衛星機構(IMSO:International Maritime Satellite Organization)を母体とする国際衛星通信業者が提供する衛星通信サービスを指す。
国際海事衛星機構は1994年には陸上および航空機へもサービスを拡大し、名称を国際移動通信衛星機構(International Mobile Satellite Organization)へ変更、さらに1999年には独自の衛星を所有する民間企業の移動体通信への参入に対応するため、Inmarsat Ltd.など各国の民間企業に事業部門を移管した。
現在のインマルサットは赤道上空35,786kmの軌道上に配置された4基の静止衛星を通じて、電話、テレックス、データ通信サービスを提供している。北緯70度以北、南緯70度以南の地域はインマルサットのサービス範囲外であるが、それ以外の陸上および海上がサービスエリアとなっている。


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「くらま」のインマルサットアンテナ
(090719.高知)
「くらま」のインマルサットアンテナ
(090719.高知)
「いせ」のインマルサットアンテナ
(120712.坂出)
「いせ」のインマルサットアンテナ
(120712.坂出)
「いせ」のインマルサットアンテナ
(120712.坂出)