射撃指揮装置1型(72式)


〈護衛艦「ゆうぐも」搭載の射撃指揮装置1型B  030517.阪神〉

諸元・性能
製作 三菱電機
備考 1972年に制式化されたもので、FCS-1とも呼称される。A、Bの2タイプがあり、Aが5インチ砲、Bが3インチ砲用である。艦船に搭載され、方位盤で対空、水上および陸上目標の方位、距離を連続測定し、目標の速度、未来位置等を計算し、弾道風、空気密度、気温、砲弾の初速差および艦の動揺を修正した発砲諸元を発信するものである。また、捜索レーダーあるいは対潜武器体系から目標の位置信号を受け、自動的に方位盤を指向し、対潜武器に対しては目標の位置信号を発信することができる。レーダー方位盤と光学方位盤を合体し、二重ゆりかご型のスタビライザの上に2人の操作員が乗る有人方位盤タイプになっている。方位盤射撃レーダーは、方位盤前面光学照準装置に装備されており、後部にスクリュウイング・サイトが装備され、光学射手席には前面にワイパーの付いた照準望遠鏡と光学射手パネルが配置され、発砲キーが組み込まれている。自動追尾も可能である。
現用の護衛艦では、ほぼ後継の射撃指揮装置2型もしくは3型が採用されており、この1型は「はるな」型や「しらね」型など、古い艦でしか見られなくなった。



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右前
(040719.高知)
後ろ
(080727.玉島)
右前
(090719.高知)
左側面
(090719.高知)
左前
(090719.高知)