チャフ散布装置


〈040912.岩国〉

諸元・性能
備考 チャフ散布装置はレーダー反射チャフの形で航空機に電子戦対抗能力を付与するもので、ポッド状の形状をしており、U-36AUP-3Dなどの航空機の翼下に取り付ける。ポッド内部にはチャフ・カッター・アセンブリ、インター・コネクティング・ボックス、およびチャフコンテナが入っており、航空機のコクピットまたはEWOステーション内にそのディスペンシング・セット・コントロールを装備している。チャフコンテナの中にはロービングバンドルというチャフのもととなる材料がロール状に巻かれたものが8つ収められていて、これをポッド尾部のカッターで所望の長さに切り刻んで散布する仕組みになっている。
所要の対抗周波域を提供するため、3種類のチャフ・ダイボール長の混合物がコントロールで選択される。同様に、要求により長いダイボールも選択する事ができる。


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