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〈第21航空群/第123航空隊・舞鶴分遣隊(舞鶴航空基地)#8258 030802.舞鶴〉 |
全長 | 15.65m(ローター含19.80m) |
全幅 | 4.40m(ローター含16.40m) |
全高 | 5.20m |
ローター直径 | 16.40m |
自重 | 6.2t |
乗員 | 3人 |
エンジン | 2基 名称:T700-IHI-401C(ターボシャフト) 出力:1,800SHP×2 |
最大速度 | 275km/h |
航続距離 | 584km |
実用上昇限度 | 5,790m |
製作 | 三菱重工、米国シコルスキー社(輸入) 石川島播磨重工(エンジン)、米国GE社(エンジン輸入機) |
備考 | HSS-2Bに代わる海上自衛隊主力の全天候型哨戒ヘリコプター。米海軍のSH-60Bの機体に、海上自衛隊独自の運用構想を取り入れた防衛庁技術研究本部開発の新対潜システム(水上艦とのデータリンク機能、戦術情報処理システムHCDS)HAS-118を導入して大幅な能力向上がはかられた。 艦載型と陸上配備型があり、陸上配備型には右側パイロンにFLIR(赤外線監視装置)が搭載されたものもある。ちなみに左側パイロンには、地上配備型は増槽、艦載型には発煙弾のコンテナが搭載されるのが通常らしい。増槽を装備する事で約1時間の飛行時間延長が可能であるが、艦載型は艦から機体内タンクで事足りる範囲しか飛行しないので、増槽を積む事はあまりないそうである(隊員談)。 生産が新しい機体ではミサイル警報装置のセンサー、チャフ・フレアのディスペンサーが装着されているものがある。(下記サムネイル参照) また、IRANの際に旧来の白い塗装を廃し、より視認性の低いグレーのロービジ塗装に塗り替えられた。(下記サムネイル参照) 近年、不審船対処のため74式車載7.62mm機関銃をドアガンとして搭載している場合がある。(下記サムネイル参照) 哨戒ヘリコプターは海上を低高度で飛行するため塩害を受けやすく、機体寿命が短い。SH-60Jも103機が生産されたが、2018年3月時点で22機にまで減勢しており、改良型のSH-60Kの配備が進んでいる。 |