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〈用途廃止展示機(徳島航空基地)#4150 030927.徳島〉 |
乗員 | 4人 |
全長 | 19.2m |
全幅 | 21.2m |
全高 | 5.0m |
全備重量 | 10,000kg |
最大速度 | 464km/h |
上昇限度 | 10,670m |
航続距離 | 1,480km |
エンジン | ライトR-1820-80×2基 出力:1,525hp/基 |
武装 | 12.7mmロケット弾 |
製作 | 米国グラマン社 |
備考 | グラマンS2Fトラッカーは空母で運用する本格的な対潜哨戒攻撃艦載機である。海上自衛隊が導入したS2F-1は1956年6月29日に米国からMAP(軍事無償援助)機として供与された。胴体下面の引き込み式レドーム内にAN/APS-38捜索レーダーとALD-3ECM方向探知機を装備、尾部には引き込み式のAN/ASQ-8MADブーム、コクピット上部にはAN/APA-9ESMアンテナ、右主翼にはコクピットから照射角度を調節できる7000万カンデラのAN/AVQ-2Aサーチライトが装備されている。エンジンナセルの後部にはSSQ-2ソノブイを8本収納でき、左右合わせて16本のソノブイで眼下の潜水艦を追い込む事ができる。胴体下面のウエポンベイは胴体左側にオフセットされ、Mk.44ホーミング音響魚雷2発、またはMk.101爆雷2発、小型のMk.54爆雷なら4発を積むことができた。主翼にも6箇所のパイロンがあり、各翼に127mmHVARロケット弾を3発ずつ、もしくはMk.54爆雷を1発ずつ搭載できる。 S2F-1は28年にわたり海上自衛隊対潜航空部隊の主力機として最盛期には60機が活躍したが、1984年3月31日、鹿屋基地において全機除籍となった。ここに掲載している4150号機は、最後まで残ったS2F-1の中の1機である。 自衛隊での愛称は「あおたか」。 |
左側面 〈030927.徳島〉 |
左後ろ 〈030927.徳島〉 |
正面 〈051001.徳島〉 |
ソノブイランチャー 〈030927.徳島〉 |
プロペラ 〈030927.徳島〉 |
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サーチライト 〈040429.鹿屋〉 |
アレスティングフック 〈051001.徳島〉 |
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