乗員 |
4人(27名搭乗可) |
全長 |
22.8m(ブレード・パイロン・フォールド時15.8m) |
全幅 |
18.6m(ブレード・パイロン・フォールド時5.6m) |
全高 |
6.6m(ブレード・パイロン・フォールド時5.3m) |
キャビン |
6.5×2.3×1.8m |
自重 |
9.9t |
全備重量 |
14.6t |
最大速度 |
150ノット(約280km/h) |
巡航速度 |
124ノット(約230km/h) |
航続距離 |
約860km |
滞空時間 |
約4.3時間 |
輸送能力 |
機内搭載5.7t、機外吊下3t |
エンジン |
名称:ロールスロイスRTM322-02/8×3基 出力:2,150SHP/基 |
製作 |
川崎重工 |
備考 |
MH-53Eの後継機種として採用された海上自衛隊の掃海・輸送ヘリ。アグスタ・ウエストランド社(伊・英)が開発したEH-101を川崎重工がライセンス生産するもので、陸海空自衛隊を通じて、作戦機としては初のヨーロッパ製である。MH-53Eが機雷掃海具を牽引して機雷処分を行なっていたのに対し、MCH-101は空中レーザー機雷探知システムと曳航式のレーザー・ラインスキャナーで機雷を発見し処分する。ローターとテイルブームに自動折り畳み機構を有しており、「うらが」型掃海母艦や「ひゅうが」型護衛艦での運用も想定されるなど艦載機としての特性も持つ。2003年度から調達を開始、1号機は2006年3月に引き渡しを受け、第51航空隊で性能試験が行なわれた。最終的に10機が第111航空隊に配備された他、3機がCH-101の名称でS-61の後継として砕氷艦「しらせ」に搭載され、南極輸送支援にあたっている。 |