MCH-101 掃海・輸送ヘリコプター


〈第51航空隊(厚木航空基地)#8652  070505.岩国〉

諸元・性能
乗員 4人(27名搭乗可)
全長 22.8m(ブレード・パイロン・フォールド時15.8m)
全幅 18.6m(ブレード・パイロン・フォールド時5.6m)
全高 6.6m(ブレード・パイロン・フォールド時5.3m)
キャビン 6.5×2.3×1.8m
自重 9.9t
全備重量 14.6t
最大速度 150ノット(約280km/h)
巡航速度 124ノット(約230km/h)
航続距離 約860km
滞空時間 約4.3時間
輸送能力 機内搭載5.7t、機外吊下3t
エンジン 名称:ロールスロイスRTM322-02/8×3基  出力:2,150SHP/基
製作 川崎重工
備考 MH-53Eの後継機種として採用された海上自衛隊の掃海・輸送ヘリ。アグスタ・ウエストランド社(伊・英)が開発したEH-101を川崎重工がライセンス生産するもので、陸海空自衛隊を通じて、作戦機としては初のヨーロッパ製である。MH-53Eが機雷掃海具を牽引して機雷処分を行なっていたのに対し、MCH-101は空中レーザー機雷探知システムと曳航式のレーザー・ラインスキャナーで機雷を発見し処分する。ローターとテイルブームに自動折り畳み機構を有しており、「うらが」型掃海母艦「ひゅうが」型護衛艦での運用も想定されるなど艦載機としての特性も持つ。2003年度から調達を開始、1号機は2006年3月に引き渡しを受け、第51航空隊で性能試験が行なわれた。最終的に10機が第111航空隊に配備された他、3機がCH-101の名称でS-61の後継として砕氷艦「しらせ」に搭載され、南極輸送支援にあたっている。


サムネイルをクリックすると大きい写真が見れます。(新規ウインドウで開きます)

右側面
(070505.岩国)
右前
(070505.岩国)
左後ろ
(070505.岩国)
右側面
(080505.岩国)
右後ろ
(080505.岩国)
後ろ
(080505.岩国)
機首
(070505.岩国)
コクピットワイパー
(070505.岩国)
機首右側ミラー
(070505.岩国)
ピトー管
(070505.岩国)
カーゴドア
(070505.岩国)
バブルウインドウ
(070505.岩国)
飛行記録装置
(070505.岩国)
ホイスト
(070505.岩国)
ホイスト
(080505.岩国)
ローター基部
(070505.岩国)
テイルローター
(070505.岩国)
テイルローター
(070505.岩国)
左側スポンソン
(070505.岩国)
左側スポンソン
(070505.岩国)
右側スポンソン
(070505.岩国)
前脚
(070505.岩国)
後脚
(070505.岩国)
機首ミサイル警報装置
(070505.岩国)
後部ミサイル警報装置
(070505.岩国)
テイルブームジョイント部
(070505.岩国)
HFアンテナ?
(090505.岩国)
機体下部ブレードアンテナ
(090505.岩国)
EXPLOSIVE ACTUATED DEVICE
(090505.岩国)
静圧孔・整備ステップ
(090505.岩国)
燃料給油口?
(090505.岩国)