ベル47練習ヘリコプター


〈用途廃止展示機(鹿屋航空基地) 040429.鹿屋〉

諸元・性能(ベル47G)
乗員 2人
全長 9.93m
全幅 10.7m(ローター含)
全高 2.8m
全備重量 1,067kg
最大速度 157km/h
航続距離 280km
エンジン 名称:フランクリン6V4-200-C32 出力:250hp×1
製作 川崎重工業
備考 海上自衛隊の初等練習ヘリコプターとして使用された機体。ベル社が最初に開発したヘリコプター、ベル30の技術を応用したベル47原型機が初飛行したのは1945年の事であるが、その後アメリカ陸軍で本格採用されると世界中で生産されるようになり、日本でも1953年から川崎重工が3座のベル47D-1をノックダウン生産開始、保安隊に続いて海上自衛隊にも引き渡された。水平安定板追加と燃料タンクを2個にした47Gに続き、金属ローターにした47G-2、エンジンを換装した47G-2Aが登場し、海上自衛隊では1995年まで使用した。写真の機体は鹿屋航空基地の航空史料館に展示されている用途廃止機で、おそらく47G-2Aであろうと思われる。


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