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 〈用途廃止展示車輌 061112.海田市〉 |
諸元・性能
| 全長 | 8.19m |
| 全幅 | 2.95m |
| 全高 | 2.49m |
| 重量 | 35t |
| 乗員 | 4人 |
| 武装 | 52口径90mm戦車砲×1、12.7mm重機関銃×1、7.62mm機関銃×1 |
| 製作 | 三菱重工（砲塔・車体）、日本製鋼所（90mm砲） |
| 備考 | 1961年に制式化された戦後初の第1世代型国産戦車。「特車」と呼ばれた最後の戦車でもある。エンジンは空冷4サイクル・ディーゼルで出力は570馬力。当時の国内の貧弱な道路事情から鉄道での移送が考慮されており、車体幅は狭く作られ軽量化もはかられているが、その分装甲を犠牲にした感は否めない。避弾径始を考慮した砲塔は丸みを帯びた形状で、砲身先端のマズルブレーキ（砲口制退器）は特徴のあるT字型をしている。 1973年までに560両が生産され、陸上自衛隊の機甲部隊の主力として長く使用されたが、2000年度末をもってすべて退役した。生産数が多いので、どこの駐屯地へ行っても大抵用途廃止装備として展示されている。 〈お寄せいただいた情報〉 61式戦車は、昭和59年度から用途廃止が始まった。青野原駐屯地に展示されている退役第1号車（現役時は第1戦車群）の同期車は全部で９両あったが、内５両は試験のための砲弾等の餌食になっており、2両は福岡、大和駐屯地で広報展示されている。生産順では福岡、大和の方が古い。なお、最終号車は、霞ヶ浦（関東補給処）にある。 |
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| 退役第1号車・正面 〈020526.青野原〉 |
正面 〈090426.善通寺〉 |
右前 〈090426.善通寺〉 |
右前 〈191026.三軒屋〉 |
右側面 〈020526.青野原〉 |
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| 右後ろ 〈090426.善通寺〉 |
右後ろ 〈020519.千僧〉 |
左側面 〈090426.善通寺〉 |
マズルブレーキ 〈020526.青野原〉 |
マズルブレーキ 〈091115.三軒屋〉 |
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| 排煙器 〈091115.三軒屋〉 |
誘導輪 〈090426.善通寺〉 |
上部転輪 〈090426.善通寺〉 |
下部転輪 〈090426.善通寺〉 |
起動輪 〈090426.善通寺〉 |
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| レンジファインダー 〈020908.米子〉 |
前照灯 〈020908.米子〉 |
前照灯 〈091115.三軒屋〉 |
右側マフラー 〈060423.松山〉 |
左側マフラー 〈020407.伊丹〉 |
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| 牽引フック 〈090426.善通寺〉 |
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