M32戦車回収車


〈用途廃止展示車両  040718.富士〉

諸元・性能
乗員 4人
武装 81mm迫撃砲、12.7mm重機関銃、7.62mm車載機銃
重量 約31t
備考 M4戦車を流用した戦車回収車で、戦闘で行動不能になった戦車の回収、牽引、また野戦修理も行なう。自衛隊では1952年から米軍による供与が始まり、1980年まで使用された。
砲塔は固定式で作業室となっているほか、Aフレームという起倒式のクレーンを装備しているのが特徴で、このクレーンは9tの吊り上げ能力を持つ。また、主ウインチの牽引能力は27tである。車体前部には81mm迫撃砲を搭載しており、回収作業中に煙幕を張るために使用する。


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右前
(050717.富士)
左後ろ
(050717.富士)
右後ろ
(050717.富士)