96式 40mm自動てき弾銃


〈富士教導団/普通科教導連隊/第4中隊(滝ヶ原駐屯地) 040718.富士〉

諸元・性能
口径 40mm
全長 約975mm
銃身長 約454mm
重量 約24.5kg(銃本体)
発射速度 約250〜350発/分
製作 豊和工業
備考 40mm擲弾を連謝する事のできる、いわゆるオートマチック・グレネード・ランチャーである。米軍のMk19をはじめ、この種の装備は世界の主要国においてその実用性を高く評価されている。
96式40mm自動てき弾銃はライセンス生産ではなく、豊和工業が日本独自の技術により軽量・小型化した国産開発銃で、1996年度から取得が開始された。主として普通科部隊に装備して96式装輪装甲車などの搭載火器として使用するほか、必要に応じて地上に卸下し、三脚架に取り付けて対人・対装甲車擲弾を射撃できる。単射および連射機能を有し、リンクベルト給弾式で50発入りの弾倉箱が使用される。成形炸薬弾の96式40mm対人対装甲擲弾は、軽装甲目標に対しても一定の効果がある。


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右前
(040718.富士)
正面
(040718.富士)
給弾口
(040718.富士)
右後ろ
(040718.富士)
引金部
(040718.富士)
96式装輪装甲車
車載状態
〈050717.富士〉
96式装輪装甲車
車載状態
〈071028.朝霞〉
96式装輪装甲車
車載状態
〈090830.総火演〉