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〈第3師団/第37普通科連隊/対戦車中隊(信太山) 050417.信太山〉 |
全長 | 1,570mm |
胴体直径 | 約150mm |
重量 | 33kg |
飛翔速度 | 約200m/秒 |
製作 | 川崎重工 三菱自動車工業 |
備考 | 1964年から開発開始、1979年に制式化された第2世代の国産対戦車ミサイルで、通称「重MAT」と呼ばれる。名前の通り対戦車だけでなく対舟艇用にも使用され、使用する誘導弾は対戦車榴弾と対舟艇榴弾の2種がある。 赤外線半自動誘導で、飛翔中のミサイルを照準機の照準線に合致するように信号を送りコントロールする有線誘導方式である。2基の発射機、照準架、照準器、送信器で構成されており、73式小型トラック、および1/4tトレーラーに車載できる。発射機は1型と2型があり、通常この2種でセットが組まれるようだ。1型の方には照準器を取り付けるV字型の部品がある。89式装甲戦闘車にも標準装備として砲塔の両サイドに2発を搭載している。 |