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〈第3師団/第37普通科連隊/第3中隊(信太山駐屯地) 040523.大津〉 |
全長 | 1,020mm |
胴体直径 | 120mm |
重量 | 15.7kg |
飛翔速度 | 約85m/秒 |
有効射程 | 約1,600m |
発射装置 | 操縦機、眼鏡、電話器、送信機、制御器、分電器および点検器などで構成され、ジープ、トレーラに搭載可能である。 |
製作 | 川崎重工 |
備考 | 技術研究本部が中心となって川崎重工ほかの関連メーカーが開発した、我が国初の純国産ミサイル。目視による有線誘導方式で、対戦車ミサイルとしては第1世代に属する。車輌に搭載したまま、あるいは地上に卸下して発射する事ができる。 有線のため最近の対戦車誘導弾に比べ飛翔速度が非常に遅く、富士総合火力演習などでは発射から命中までを目で追う事ができる。使い勝手が良いためか、採用から40年あまり経った最近まで新型の73式小型トラックなどに搭載されていた例もあるが、2009年末をもって全数退役したようだ。略称64MAT。 |