01式 軽対戦車誘導弾


〈富士教導団/普通科教導連隊(滝ヶ原駐屯地) 040718.富士〉

諸元・性能
全長(誘導弾) 約860mm
胴体直径(誘導弾) 約120mm
重量(誘導弾) 約11.4kg
速度(誘導弾) 4発/分
誘導方式 赤外線画像誘導方式
システム重量 約17.5kg
製作 川崎重工
備考 84mm無反動砲の後継となる小型軽量の携帯式対戦車ミサイルで、普通科部隊に装備し、主として近距離域の対機甲戦闘において戦車などを撃破するために使用する。2001年度から初度調達し、2002年度から部隊配備されている。
発射後の誘導が不要な撃ち放し能力を備えているほか、赤外線シーカーはウォーミングアップ時間を短くできる非冷却式となっている。発射時の後方爆風が抑えられ、掩蓋内からの射撃、また軽装甲機動車の上面ハッチからの射撃もできる。弾道モードには装甲車等の弱点である車体上面へトップアタックをかけるダイブモードと、ダイレクトに車輌を狙う低伸弾道モードの2種があり、富士総合火力演習ではこの2パターンの実射を見る事ができる。
写真ではミサイルを格納したランチャーの前後にリテーナーと呼ばれる保護用の黒い発泡スチロールが付けられているが、発射時には当然外して使う。略称は「LMAT」、通称は「マルヒト」もしくは「軽MAT」である。


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側面
〈040523.大津〉
左前
〈040523.大津〉
左前
〈040718.富士〉
右前
〈070513.千僧〉
トリガー
〈081102.海田市〉
ミサイル発射・1
〈050827.総火演〉
ミサイル発射・2
〈050827.総火演〉
ミサイル発射
〈040828.総火演〉