携帯地対空誘導弾 スティンガー


〈020908.米子〉

諸元・性能
全長 1,400mm
胴体直径 70mm
重量 10kg
肩上重量 15.2kg
誘導方式 赤外線パッシブホーミング
構成 誘導弾(発射筒に封入)、グリップストック(IFFアンテナ付)、IFF質問機、
IFFプログラマー/充電器
製作 ゼネラル・ダイナミックス社
備考 スティンガーは携行式地対空ミサイル「レッドアイ」の後継として、1977年から米国において開発された携帯式の地対空誘導弾で、頭上に飛来するヘリコプターや攻撃機などの撃墜を目的とする。照準から発射まで1人で操作する事ができるほか、レッドアイに比べて赤外線探知機、誘導技術などの面で著しく性能が向上され、目標機に対して全方向から攻撃が可能であり、敵味方識別装置も備えている。
陸上自衛隊では主として特科、戦車部隊などに装備し、自衛用対空火力として使用する。後継の国産91式携SAMとそっくりなので(逆か)見分けがつかないが、発射筒の先端と照準機の形状の違い、またわかりやすいところではIFFアンテナの肉抜き孔の形状(スティンガーは1段、91式は2段)で判別できる。
2009年に携帯SAMとしてのスティンガーは陸上自衛隊から退役したが、AH-64D戦闘ヘリの空対空誘導弾として現役である。



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〈020908.米子〉