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〈第3師団/第7普通科連隊/第2中隊(福知山駐屯地) 051120.福知山〉 |
口径 | 7.62mm |
全長 | 1.09m |
重量 | 5.5kg |
給弾方式 | 弾倉式 |
備考 | 米陸軍・海兵隊でも採用されている、レミントン700をベースにした狙撃銃で、ケース等付属品も含めてM24SWS(狙撃システム)と呼ばれる。陸上自衛隊では狙撃用に使用された64式小銃の減勢にともない、2002年からFMS(対外有償軍事援助)によって新たに導入されたもので、2010年現在までに1000セット以上が調達されている。 ボルトアクション式で装弾数は5発。肩当て部は使用者の体型に合わせて調節できる。発射の際のガス圧によって排莢・次弾装填する自動小銃等と違って、ボルトアクション式の銃は発射のパワーを全て「撃つ事」に使えるのがいいところだとか(隊員談)。近年では迷彩塗装を施したものも見られるようになった。 狙撃に際しては射手と観測手(スポッター)でチームを組むが、観測手は単眼鏡(下記サムネイル参照)等を用いて狙撃にとって重要な射距離・気象等から弾道を計算して、敵状などを考慮し射手に対して指示を出す役目を負う。また通信機も装備し、連絡調整も行う。 |