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〈071028.朝霞〉 |
口径 | 9.0mm |
全長 | 399mm |
銃身長 | 120mm |
重虜 | 2.8kg |
作動方式 | 単純吹き戻し式 |
弾倉 | 25発入り |
有効射程 | 100m |
発射速度 | 約1,100発/分 |
製作 | ミネベア |
備考 | 9mm拳銃の後継として1999年度から装備が開始された国産の携帯火器。空挺部隊の指揮官、部隊装備火器操作手などの自衛戦闘用。フルオート、セミオートの切替式で、弾薬は9mm拳銃と同じものを使用する。1分間に1,100発という発射速度を持つが、ストックが無いため連射時には安定性が著しく低下すると思われる。ただし、この手の火器は射撃に精密さを求めるものではなく、弾丸をばらまくのが目的であるためストックは必要無い、という解釈もできる。 公式には9mm拳銃の後継火器となっているが、形状も機能もサブマシンガンであることは疑いがないため、どちらかといえば11.4mm短機関銃M3A1の後継装備と捉える方が正しい気もする。ただし、M3A1を装備していた機甲部隊の隊員には、更新用として折畳み銃床型の89式小銃が配備されている。9mm機関拳銃は諸外国のサブマシンガンに見られるようなプレス加工品ではなく、削り出しによって作られており、そのためかどうかはわからないが調達開始当時1丁あたり30万円というかなり高めな納入価格となっていた。 |
左側面 (071028.朝霞) |
安全子 (071028.朝霞) |
照門 (071028.朝霞) |
照星・槓桿 (071028.朝霞) |
前方握把・制退器 (071028.朝霞) |
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