92式 浮橋


〈071028.朝霞〉

諸元・性能
橋長 約104m
幅員 約4m
橋梁等級 60
開発 防衛省技術研究本部
製作 日立製作所、神戸製鋼所、三菱ふそうトラック・バス、ユニバーサル造船、今治造船、石原造船、飯作造船
積載した浮体を河水・河川に降ろして橋梁等を架設し、90式戦車を含む重車輌などを迅速に渡河させるための装備で、1989年から開発し、1992年度に制式器材として制定された。橋間橋節、橋端橋節、動力ボート、道路マット、道路マット敷設装置ならびにこれらの運搬車で構成される。二つ折りになった蒲鉾型の浮体を運搬車から水面に滑り落とすと、この浮体が自動的に展開し橋節となり、これを繋いでいく事で浮橋を構成できる。浮体は約7.5mの橋間橋節が12基、浮橋の両端に取り付ける約7mの橋端橋節が2基で1セットとなり、最大長約104mの橋になる。組立てには別途運搬される動力ボートを使用するが、この動力ボートと橋節を組み合わせて門橋として使用する事もできる。


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橋間橋節+運搬車
左前
(071028.朝霞)
橋間橋節+運搬車
左後ろ
(071028.朝霞)
橋端橋節+運搬車
左前
(080921.桂)
橋端橋節+運搬車
左側面
(080921.桂)
橋端橋節+運搬車
右後ろ
(080921.桂)
橋端橋節+運搬車
左後ろ
(080921.桂)
橋端橋節
(080921.桂)
荷台操作レバー
(080921.桂)