92式 地雷原処理ローラ


〈富士教導団/戦車教導隊/第5中隊(富士駐屯地) 090830.総火演〉

諸元・性能(5枚組ローラ)
全長 3,550mm
全幅 4,300mm
全高 1,700mm
重量 11.8t
開発 防衛省技術研究本部
製作 三菱重工
備考 1988年度から開発に着手し、1992年度に制式化された地雷原処理用の装備で、戦車の車体前部に装着して小規模地雷原を走行、重量のあるローラーで圧力式地雷を踏みつぶして爆破処理する。また、磁気発生装置により磁気反応式地雷を、左右の装置間にチェーンを張り触枝式地雷を処理できる。
90式戦車および74式戦車などに装着可能だが、74式戦車に装着された例はほとんどない。ちなみにローラの数は90式戦車では5枚1組、74式電車では4枚1組となる。また、本装備を装着するには戦車側にも専用の取付部が必要である。


サムネイルをクリックすると大きい写真が見れます。(新規ウインドウで開きます)

左前
(090830.総火演)
右側面
(090830.総火演)
右前
(090830.総火演)