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〈キャプティブ弾 030914.小松〉 |
全長 | 2.337m |
直径 | 0.396m |
重量 | 430kg |
備考 | 円筒形のケースに202個の子爆弾を内包しており、投下されたあと空中でケースが破裂する事で子爆弾を広範囲に散布して、効果的な面制圧を実施できる。爆風、破片および焼夷効果がある。 過去に「自衛隊が、不発弾が多く『第2の対人地雷』と批判されているクラスター爆弾を購入し、保有している事実を公表していなかった」といった報道がなされたこともあったが、別に自衛隊はクラスター爆弾保有を隠してはいない。その証拠にここに掲載している写真のように、普通に航空祭でも展示されている。一方で、米軍がイラクなどの実戦で使ったクラスター爆弾には確かに不発弾も多く、戦後民間人に被害が出ているのもまた事実である。ただ、戦術兵器としては非常に有効であり、その点では価値のある兵器である。 近年のクラスター爆弾禁止会議や特定通常兵器使用禁止制限条約など世界各国の動きを受け、日本も2008年5月の国際会議における条約案に同意、2015年2月までに自衛隊の保有していたクラスター爆弾を廃棄完了した。 |
F-4への搭載状態 (031207.新田原) |
左前 (051030.百里) |
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