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〈用途廃止展示品/姿勢方位基準装置 051203.浜松広報館〉 |
備考 | 航法系統とは、航空機を目的地に秩序正しく、安全かつ確実に飛行させるために、常に自機の位置や地上局からの距離を確認し針路の決定を行なう装置である。航空機の運動量から対地速度、飛行距離を割り出したり、目的地の到達予想時刻を求めたり搭乗員に必要な情報を提供する。 ●姿勢方位基準装置 機体の姿勢や方位などの情報を高い精度で提供し、コクピットの計器等に指示する装置。 ●対気諸元計算装置 機体の各部に取り付けられたセンサーから全圧た静圧、そして湿度といった対気諸元データを 取得・計算する装置。 ●機上タカン装置 各地に設置された地上タカン局と通信を行ない、航空機の機首方位・タカン局または同等の 機能を持つ地上局と航空機の直視距離・局の識別番号を得る装置。 ●慣性航法装置 物体が動く時に発生する加速度を、ジャイロ(コマ)で感知して、自機の位置を計算する装置。 ●UDF-DF装置 地上に設置されているビーコン局(無指向性無線標識局)などからの電波を、指向性の強い アンテナで受信し、航空機から見たビーコン局の方位角を自動的に測定する装置。 ●電波高度計 海面または地表面からの高度を、機体下面のアンテナから電波を発信し電波のドップラー効果 により測定し指示する装置。特に低高度を飛行する時に活躍する。 |