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〈中部航空警戒管制団/第9移動警戒隊(小松基地) 040919.小松〉 |
構成 | 1.監視装置 2.統制装置 3.中継装置 |
製作 | 日本電気 |
備考 | ●移動式三次元レーダー J/TPS-102 J/TPS-102はシリンドリカル・アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナを採用し、全方位・仰角電子走査方式により、従来の移動レーダーよりも目標の捕捉・追尾能力、ECCM性等を向上させるとともに、自動警戒管制組織と自動連接して運用できるなど、組織戦闘能力および機動性に優れた移動式警戒監視システムである。本装置は、航空警戒管制組織の動くレーダーとして、固定レーダーサイト中断時の代替運用等、覆域の補完として、警戒監視および要撃管制等の機能を有している。車両移動中はトラックの荷台に倒した状態で、展開地到着後はアンテナを起立させて使用する。レーダーアンテナは回転させる事なく全周の監視が可能なため、風や雪の悪天候であっても影響を受けにくい構造になっている。 ●発動発電機 空中線装置および各シェルターに電源を供給する。多湿かつ塩害地域でも使用可能である。 ディーゼル機関、定格出力:75kw×2(1台) 定格電圧:120/208V ●自動拡大シェルタ 自動拡大シェルターは、機動展開時に展開地において指揮所、整備員待機室として使用する。空気の圧縮を利用し、拡大・縮小する。拡大時には約8畳分の広さになる。 ●統制装置 複数の監視装置から送られてくる情報を、一元管理し要撃管制等を実施する装置。本装置は、2台分のシェルタを連結して運用する。 |