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〈第9移動警戒隊(小松基地) 030914.小松〉 |
構成 | 1.空中線装置 2.送受信装置(高2.1m 幅2.4m 長4.8m 重量814kg) 3.指揮管制装置(高2.1m 幅2.3m 長4.8m 重量922kg) 4.通信装置(高2.1m 幅2.1m 長4.0m 重量680kg) 5.発動発電機(高1.2m 幅0.56m 長4.0m 定格出力60kw 定格電圧120/208V) |
製作 | 三菱電機 |
備考 | ●J/TPS-101(M-3D改) 優れた機動性を有する警戒管制用3次元レーダーで、当時最新のレーダー技術を駆使して完成された。目標情報はその方位、距離、速度および高度等について計算機で処理表示される。また本装置は、その特性に応じた通信装置を装備しており、固定レーダーサイトとの連携運用が可能である。 移動警戒隊で用途廃止となった後も、硫黄島で訓練支援のため若干数が使用されていたが、現在では全て退役している。 ●送受信装置 送信装置と受信装置から構成されており、送信装置は大きな電力の高周波パルスを発生、受信装置は目標(航空機)からの反射波を増幅検波する。 ●指揮管制装置 映像信号をブラウン管のスコープに写し、航空機等の移動情報を表示する。 ●通信装置 対空UHF通信装置および対地HF通信装置を使用して航空機およびサイト等を音声通信する。 ●発動発電機 空中線装置および各シェルターに電源を供給するもので多湿かつ塩害地域でも使用できる。 |