T-6テキサン(まつかぜ) 練習機


〈用途廃止展示機 #52-0010  041003.浜松〉

諸元・性能
乗員 2人
全長 8.8m
全幅 12.7m
全高 3.3m
全備重量 2,550kg
最大速度 341km/h
航続距離 1,390km
エンジン P&W R-1340-A-1  出力:600hp
製作 ノースアメリカン社
備考 T-6は世界でもっとも成功した練習機と言われ、17096機が生産された。強力な600馬力のプラット&ホイットニーR-1340空冷星形9気筒エンジンを搭載し、高等・中等練習機以外にも軽攻撃にも使用でき、約40ヵ国でT-6やその改造型が使用された。日本では米軍からの供与により、保安隊時代の松島基地で使用されたのが初めてで、その直後に発足した航空自衛隊に移管された。保安隊と航空自衛隊で使用された機種はT-6Dが9機、T-6Fが9機、T-6Gが149機であった。国産のジェット練習機T-1が導入され、T-6は1964年に練習機としての任務を終了するが、その後翼下に救難ポッドやSARAHアンテナを装備した救難捜索機および連絡機として24機が1970年まで運用されている。


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右前
〈031207.新田原〉
左側面
〈051203.浜松広報館〉