T-33A ジェット練習機


〈用途廃止展示機 #81-5379  030914.小松〉

諸元・性能
乗員 2人
全長 11.5m
全幅 11.9m
全高 3.6m
全備重量 6,900kg
エンジン 1基 名称:J33-A-35 推力:2,090kg
最大速度 8,050km/h
航続距離 1,980km
製作 機体:(国産)川崎重工、(輸入)ロッキード社
備考 1955年から航空自衛隊で使用されたジェット練習機。米国で開発されたP-80A「シューティングスター」の発展型であるF-80Cの胴体を延長し、複座型にしたのが本機である。輸入68機、ライセンス生産210機の計278機が調達され、パイロットの訓練のほか支援業務にも使用された。後継機種のT-4への更新が進み、全数退役が迫っていた1999年11月、航空総隊所属のT-33が入間川河川敷に墜落。その際東京電力の高圧送電線を切断したため、付近の約80万世帯が停電し、信号や鉄道運行も麻痺させるという事故を起こした。このためまだ現役に留まっていた8機のT-33も飛行停止処分となり、そのまま2000年6月に全機退役を迎えた。


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左側面
〈020721.防府北〉
左前
〈030720.防府北〉
前脚
〈050918.小松〉